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福島4号機・核燃料18体取り出し 2日目「トラブルなし」

 福島第1原発事故で、東京電力は19日、4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出し作業を続け、燃料18体をキャスクと呼ばれる輸送容器に収納した。
 作業は2日目で午前9時から9時間半行った。キャスクには初日の4体と合わせ、容量いっぱいの22体が収納された。
 東電は20日以降、キャスクを水中からクレーンでつり上げて100メートル離れた共用プールへ移す作業を始める。
 現場の放射線量は毎時0.04ミリシーベルト。初日に作業に当たった作業員の最大の被ばく線量は0.16ミリシーベルトだった。
 東電福島広報部は「2日間とも、がれきによる燃料損傷などのトラブルはなく、作業はスムーズに進んだ」と話した。
 22体は全て取り扱いが容易な新燃料。プールには強い放射線を出す使用済み燃料1331体を含む1533体が保管されている。東電は2014年末までに全燃料を共用プールに移す予定だ。


2013年11月20日水曜日

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