若者の間で、飲食店や公共の場における「悪ふざけ」の画像をインターネットへ投稿し、自慢する行為がエスカレートしています。
これらの行為の多くは、犯罪であり、多くの人に多大な迷惑を及ぼすばかりか、損害賠償責任を負う場合もあります。
県では、若者たちが、軽率な行動により大きな代償を払うことがないよう、「神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進協議会」から、緊急アピールを発表することにしました。
また、同推進協議会では、啓発用ポスター [PDFファイル/393KB]を作成し、高等学校や大学、鉄道駅、コンビニエンスストアなどの協力を得て掲示し、若者たちへ呼びかけてまいります。
悪ふざけ投稿はもう止めよう!―緊急アピール―
インターネットへの投稿により過熱した、若者の「悪ふざけ」は、犯罪として検挙されることがあるばかりではなく、飲食店に、閉店を余儀なくさせるなど、多くの人に多大な迷惑をかけることになります。
社会の規範意識を醸成し、若者たちが軽率な行動により、大きな代償を払うことがないよう、一人ひとりの将来が明るく輝く「かながわ」を目指して、県民の皆様とともに行動します。
<若者たちへ>
悪ふざけ画像の投稿はもう止めましょう。
・悪ふざけ投稿の多くは犯罪行為です。
・飲食店が閉店に追い込まれるなど、多くの人に多大な迷惑をかけることがあります。
・軽率な行為が損害賠償につながることもあります。
<地域の皆さんへ>
若者の間で、実社会では許されない行為も、インターネットの中ではある程度は許されるというような風潮が蔓延し、社会のルールが軽視されがちです。
どのような行為が犯罪となるのか、また、その結果の重大性について、大人が、社会が、しっかり教えていきましょう。
将来を担う若者たちが、軽率な行為で自分の人生を傷つけないよう、県民総ぐるみで取り組んでいきましょう。
平成25年11月1日
神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進協議会
会長 神奈川県知事 黒岩 祐治
神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進協議会とは
平成17年に「安全・安心まちづくりを目指した県民運動を展開することにより、県民が安全で安心して暮らすことができ、誰もが安心して訪れることのできる神奈川県の実現」を目的として設置された組織です。
会長は県知事、副会長は副知事、警察本部長並びに商工会議所連合会、PTA協議会及び防犯協会連合会の各代表が務め、県内各関係(学校、PTA、青少年・国際、福祉、地域、経済・事業者、ライフライン・交通、労働、建築・住宅、防犯、行政)159団体で構成