カネボウ化粧品(東京)が、ファンデーションの中身を別の商品と相互に入れ間違えて販売していたことが19日、分かった。顧客からの問い合わせで発覚した。同社は安全性に問題がないと説明しているが、店頭で回収を始めており、利用者には本来の製品との交換に応じる。
今回、回収されるのは「フェアクレア ホワイト UVリクイドファンデーション ベージュ-C」のうち、昨年11月に製造された1454個。
工場での確認が不十分で、子会社ブランドの別のファンデーションと中身を入れ間違えたという。
カネボウは美白化粧品で肌がまだらに白くなる大規模な健康被害が明らかになったばかりで、今も自主回収を続けている。