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事件
カネボウ「学会の見解待って反論したい」 白斑被害訴訟で
2013.11.18 13:32
カネボウ化粧品の美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑(はくはん)症状が出たとして、東京都の女性(41)が製造物責任法などに基づき、同社に約4800万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が18日、東京地裁(中山孝雄裁判長)であった。カネボウ側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
訴状によると、女性は平成23年7月から、白斑症状の原因とされる美白成分「ロドデノール」を含む同社の化粧水や乳液などを使用。同年9月ごろからかゆみを感じるようになり、顔全体や首、両腕、手の甲に白斑の症状が現れた。カネボウが自主回収を発表する今年7月まで使用を続けていたとしている。
カネボウ側は製品と白斑の因果関係を認めたが、今後、日本皮膚科学会の特別委員会が治療の見通しなどを示すのを待って、具体的な反論をするとしている。
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