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NASA 無人の火星探査機打ち上げ
11月19日 8時1分

NASA 無人の火星探査機打ち上げ
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火星の極めて薄い大気の構造などを調べる、NASA=アメリカ航空宇宙局の新たな無人の火星探査機が打ち上げられ、かつては存在したとみられる火星の大気が失われた原因に迫ることができるか、注目されます。

打ち上げられたのは、NASAの火星探査機「メイブン」です。
18日午後(日本時間の19日未明)、アメリカ・フロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地の発射台から、メイブンを搭載したロケットがごう音と共に飛び立ちました。
メイブンは、かつては存在したとみられる火星の大気がなぜ失われたのか突き止めようと開発された、無人の探査機です。順調にいけば、およそ10か月後の来年9月末に火星の近くに到達し、その後1年にわたって火星を周回しながら調査を行います。
調査では、周回する高度を150キロから6000キロの間で変えながら、極めて薄い大気に含まれる粒子を分析したり、太陽から放出される「太陽風」と呼ばれる粒子の影響を調べたりする計画です。
NASAによりますと、火星の大気の構造や変化の歴史を調べることで、かつては温暖で生命が存在しうる環境にあったとみられる火星が、なぜ現在の姿になったのか解き明かすことにつながるということで、成果が注目されます。

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