ここから本文です
最終更新:2013年11月19日(火) 6時18分

風疹・ノロなどワクチン開発優先、予防接種基本計画

 今後の予防接種の計画を検討していた厚生労働省の専門家会議は、風疹やノロウイルスなど6種のワクチンを優先して開発すべきとする基本計画をまとめました。

 ワクチン開発の優先度が高いとされたのは、今年の春から夏にかけて大流行した風疹や食中毒を引き起こすノロウイルス、乳幼児に重い肺炎を引き起こす危険性があるRSウイルスなどを予防する6種のワクチンです。

 風疹のワクチンをめぐっては、今年の夏に予防接種を受ける人数が厚労省などの想定を大幅に上回り、一時、必要な量のワクチンを確保できない医療機関が出るなど、混乱が生じました。

 厚労省は、ウイルスの大流行(パンデミック)が発生した場合、世界的にワクチンの供給が不足するおそれがあるとして、今回の基本計画をもとに国内の生産・流通体制を強化し、安定して提供できる体制を目指したいとしています。(18日21:28)

2013年11月18日(月)のニュース一覧

社会

政治

経済

国際

スポーツ

列島トピックス