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最終更新:2013年11月19日(火) 4時32分

“米は今後もアジア重視” 太平洋艦隊司令官が強調

“米は今後もアジア重視” 太平洋艦隊司令官が強調

 先月にアメリカ太平洋艦隊司令官に新たに就任したハリス氏が就任後初めて都内で会見し、アメリカはアジア重視の姿勢を取り続けると強調しました。

 「我々はアジア太平洋地域での適切な再均衡を続け、日本や太平洋地域の他の国々との同盟を強化し続ける」(アメリカ海軍 ハリス太平洋艦隊司令官)

 ハリス司令官は、先月就任して以来初めて日本のメディアを前に会見を行いました。

 日本人の母とアメリカ人の父を持ち、日本で生まれたハリス司令官は、初のアジア系アメリカ人の太平洋艦隊司令官です。

 アメリカ軍は今回のフィリピンでの台風被害を受け、横須賀に配備されている原子力空母「ジョージ・ワシントン」や沖縄・普天間基地に配備されているオスプレイなどを派遣し、救援活動を行っています。ハリス司令官は、今回のように迅速かつ大規模な活動をすることができたのは日本などのアジア太平洋地域に駐留しているからこそ可能になったとして、日米同盟の重要性を強調しました。その上で、アメリカは今後もアジア重視の姿勢を取り続けるとしています。(18日17:32)

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