被災神社に塩害に強い木を寄贈11月19日 12時35分
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東日本大震災の津波による塩害で境内のすべての木が枯れた宮城県東松島市の神社で、愛知県の団体から寄贈された塩害に強い植木の植樹式が行われました。
植樹式が行われたのは東松島市大曲の五十鈴神社です。
植樹式には、神社の関係者や植木を寄贈した愛知県稲沢市の植木生産振興会の関係者のほか、稲沢市のご当地キャラクターも参加しました。
この神社では、震災の津波による塩害で境内にあったおよそ120本のスギの木が枯れる被害を受けました。
そこで、日本有数の植木の生産地である稲沢市の植木生産振興会が、塩害に強いとされるシラカシやサザンカなどあわせておよそ100本の植木を神社に寄付したということです。
五十鈴神社の菊池仁さんは「木の成長とともに街が復興していってくれれば良いですね」と話していました。
植木生産振興会によりますと、シラカシは成長が早く苗木からおよそ5年間で3メートルほどの高さに成長するということです。