飯塚康一さん&宮田幸季さん編 その2 音響監督:飯塚康一さん 吉永和己役:宮田幸季さん Q:アフレコスタジオでこの方の行動が気になった人はいましたか? 宮田さん 若本さんですかね! レギュラーでは初めてで、正直ちょと怖い方かと思ったんですが、 すごく気さくな方で、色々なアドバイスをして頂きました。 若本さんのお陰でスタジオの雰囲気が良い具合に引きしまった感じがします。 飯塚さん そうでねすね〜 宮田 後、勝手に『OK!』って言った事もありましたよね(笑) 飯塚 『若本さんOK出ました!』って言われたら、もうOKしかないよね〜(笑) 宮田 それと、今回すごく久しぶりに千和ちゃんと一緒になったんですよ。 前、会った時はすごく大人しい感じの役だったんですが、 今回は元気いっぱいの役柄だったので、すごく新鮮でした。 飯塚 他の作品でも、すごく頑張ってますけど、「斎藤千和スタイル!」というのが 確立されてきているのかな、自分に自信がある感じでしたね。 若本さんとは違った意味で、作品を引っ張っていってくれました。 彼女のテンションに触発されて、周りも合わせて演技していましたね。 人数も多く色んな相乗効果もありましたが、それぞれが自分の持ち味を 余すことなく出してくれたので、作り手側からするとこんな嬉しい事はないですね。 Q:アフレコ中の面白エピソードがありましたら、教えて下さい。 飯塚 どれもコレも面白かったけど、若本さんからの「桃色紫」騒動かな? 宮田 そう! 若本さんの居酒屋での一言から始まったんですよね。 若本さんのその発言を聞いた人達が、その場に居なかったメンバーに 連絡網で役者、スタッフに回してね(笑) 次の週は見事に男性がピンクで、女性は紫を着用してきて、 ある意味圧巻でした。 飯塚 その時に若本さんから、私飯塚がピンクのジャケットを頂いたんです! 宮田 頂いた次の週に着て来てくれるかと期待していたんですが、全然着てくれなくて・・・ 『おんがく祭り』の収録の時に、千和ちゃんと2人で散々「なんで着て来ないの!」と 言っていたら、先週やっと着て来てくれたんです。 飯塚 何言ってるんですか! ためてたんですよ。着てくるの!! 毎回着てきたら感動が薄れるでしょ。 宮田 若本さんが飯塚さんにピンクのジャケットのサイズが合ったら、 「ジャケットあげるよ。」と言ってたんです。 着てみたら、飯塚さんに似合うんですよ! 若本さんが「今日俺はジャケットをあげるつもりで来た」って言って、収録が終ったら 携帯用の薄いナイロン系のパーカーを着て寒空の中帰っていったんです。 飯塚 僕は自前のジャケットを着て来ましたから、嬉しかったけどその時はね〜 じゃまでどうしようかと・・・ 宮田 若本さんは寒空のなか、薄でのパーカーで帰られたのに・・・ 中はTシャツだけだったんですよ。 若本さんに「寒いですよねその姿じゃ」ってお聞きしたら 「走って帰れば大丈夫だよ」って。ジョギングスタイルで帰られたんです。 それなのに、飯塚さんは〜 先週やっと着てきてくれたんですよ!(笑) Q:アフレコ前に考えていたキャラクターとアフレコ始まってからイメージが代わったキャラはいますか? 飯塚 みんな変なハマリ方をしていたからね〜 あえて挙げるとすると、双葉かな〜 ガーゴイルの中心キャラクターなので、どこまで男の子っぽさと 小学生の女の子の部分を出して、口は悪いけど家族思いなところを出せるかなって 思いました。 見た目男の子っぽくて乱暴者の印象があったんですけど、千和ちゃんが演じる事によって、 双葉の可愛らしさを出すことが出来たので、それが正解だったのかなって思いますね。 良い意味で相乗効果があった感じがします(笑) 宮田 僕の中では、和己の印象が変わりました。 初め、地声というか高校生の男の子役だったので、声を低くして演じたんです。 演出の時に、「女性っぽく、決して男の子らしくならない様に」と言われたので なよっとした感じで演じましたね。 でも、お兄ちゃんらしさを出さないといけないので、その部分は注意して演じていました。 飯塚康一さん&宮田幸季さん編その1へ
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