みどころ

2014年、新たな名(迷?)コンビ誕生!?
剛力彩芽×玉木宏で
ベストセラー作家・東川篤哉の人気作
“烏賊川市シリーズ”初の映像化!

ミステリーマニアの大家&風変りな探偵が“イカガワシイ事件”の数々を解決!

人気作家・東川篤哉の傑作“烏賊川市シリーズ”が初の映像化!
剛力彩芽演じるミステリーマニアの大家さんと
玉木宏演じる風変りな探偵が名(迷?)コンビを結成!?

ベストセラー作家・東川篤哉の人気シリーズが初の映像化!

 2010年に出版されたミステリー小説『謎解きはディナーのあとで』が累計320万部を超えるベストセラーとなり、一躍人気作家となった東川篤哉。数ある東川作品の中でも「傑作」と言われ、最多のラインナップを誇る“烏賊川市(いかがわし)シリーズ”がついに映像化する!
 架空の地方都市・烏賊川市を舞台に、ミステリーマニアでお金持ちのビルオーナー・二宮朱美と謎解き大好きなちょっと変わった探偵・鵜飼杜夫が、毎回舞い込んでくる“いかがわしい”事件たちを解決していく。
 ミステリーマニアと謎解き好きのふたりから繰り出される突拍子もない推理の数々…でもなぜか最後には、スッキリ鮮やかに謎は解けている…。漫才コンビのような朱美と鵜飼による名(迷?)探偵コンビの活躍が、ファンの間で人気を博しているのだ!

剛力彩芽×玉木宏 初共演! 金曜ナイトドラマに新コンビ誕生!!

 剛力彩芽×玉木宏――初共演となるふたりが新コンビを結成! 金曜ナイトドラマに新しい風を巻き起こす!

 今作で、ミステリーマニアの女子大生にしてお金持ちのビルオーナー・二宮朱美を演じるのは、今もっとも勢いのある若手女優、剛力彩芽!女子大生だけどビルオーナー。お金持ちだけれどミステリーマニアという、ちょっと変わった女性である朱美を剛力がどのように演じるのか――金曜ナイトドラマならではのひと癖もふた癖もあるキャラクターにぜひ注目してほしい。
 そして、朱美が所有するビルの一室に、家賃一万円で事務所を構える探偵・鵜飼杜夫を演じるのは、玉木宏。殺人の現場は嫌い、お金にならない調査よりもセレブの犬猫探しの依頼のほうを重視してしまうような一風変わった探偵だ。『事件救命医〜IMATの奇跡〜』(2013年)での若き医師役の熱演も記憶に新しい玉木が一転、変わり者の探偵・鵜飼でコメディに挑む…!

 これまでにも『トリック』シリーズや『時効警察』シリーズなど、数々のユーモアミステリーと名コンビを生み出してきた金曜ナイトドラマ。今作で、またも目が離せないコンビが誕生する!

脚本は『コドモ警察』『HK/変態仮面』なども手がけた福田雄一氏!

 今作の脚本を手がけるのは、『33分探偵』(2008年ほか)や『コドモ警察』(2012年ほか)、『HK/変態仮面』(2013年)などの脚本や演出でも知られる福田雄一氏。ドラマ・映画の脚本だけでなく、放送作家としても数々のバラエティ番組を担当するなど、幅広いジャンルで活躍し、シュールコメディにも定評がある。
 今作で剛力と玉木が演じる朱美と鵜飼というキャラクターに、福田氏がどんなエッセンスを加え、ふたりがどのように息を吹き込むのか――ドラマの完成を今から楽しみにしている視聴者も多いのではないだろうか。

主な登場人物

二宮朱美(にのみや・あけみ) ……… 剛力彩芽(ごうりき・あやめ)
大学生にして、鵜飼杜夫探偵事務所のある黎明ビルのオーナー。ビルの最上階に住み、黒のベンツを所有。優雅な日々を送っている……という一方で、大のミステリーマニアという一面を持ち、探偵・鵜飼杜夫を格安の家賃で所有するビルに住まわせ、ことあるごとに彼の事件に首を突っ込もうとする。
ミステリー作品のトリックはすべて頭に入っており、大学ではミステリー研究会の会長を務めている、と豪語するが、時に大幅に飛躍した推理を披露し、鵜飼を翻弄する。
鵜飼杜夫(うかい・もりお) ……… 玉木宏(たまき・ひろし)
朱美がオーナーを務めるビルで『WELCOME TROUBLE!(トラブル大歓迎!)』といういかがわしい看板を出して私立探偵事務所(家賃は一万円)を営む男。年齢は30代半ば?
極度の謎解きマニアで、さっそうと事件を解決した後、涙ながらに犯行の背景と動機を語ろうとする犯人を尻目にサッサと帰宅するなど、人並み外れたマイペースさを持つ。というより、謎を解くことにしか興味を示さない。
殺人事件はお金にならないので、もっぱら浮気調査とセレブの迷い犬猫探しの依頼しか引き受けない。破格の家賃に釣られて朱美のビルに探偵事務所を移したが、それが運のつき。ミステリーマニアの朱美にひっぱられるように、たびたび殺人事件の調査に乗り出す羽目に…。

第一話あらすじ

 とある豪邸。そこには3人の紳士とふたりの淑女、そして探偵の鵜飼杜夫(玉木宏)と警部の砂川がいた。
 ただいま鵜飼は殺人事件の謎解きの真っ最中。鮮やかにひとりの紳士による犯行を暴き、巧妙なトリックを言い当てた! 鵜飼に追いつめられ、観念したように紳士は自分が犯行に至った悲しい過去を明かし始める…。
 しかしそこで鵜飼が放ったひと言――「あ、そういうの、いいから。僕、そういうの聞かない派なんで」。さっそうと去っていく鵜飼。子どもをお風呂に入れなくてはならないから、といそいそと手錠をかける砂川。犯行動機も語らせてもらえず、さっさと逮捕されてしまった紳士の叫び声だけが、豪邸にむなしく響き渡っていた。
 鵜飼は、謎解きにしか興味がない、しかもお金にならない殺人事件の調査より浮気調査やセレブの迷い犬猫探しの依頼しか引き受けないという風変りな探偵。そんな鵜飼の元に一枚のチラシが舞い込む。
「事務所、月一万円で貸します」
 あまりに破格の料金設定なため、信じない鵜飼だったが、モノは試しとそのビルを訪れてみる。そこにいたのはビルオーナーというイメージからはかけ離れた若い女性・二宮朱美(剛力彩芽)。本当に一万円でよいという言葉に押され、鵜飼の探偵事務所は朱美のビルに引っ越すこととなる。
 引っ越し当日、引っ越しそばを持って事務所にやってきた朱美に対し、鵜飼は何か“イヤな予感”を感じるのだった。
 そんなある日、烏賊川市で女性の転落死事件が起きる。大学の先輩・茂呂耕作の自宅で酒を飲み、クダを巻きながらDVDを見ていた流平は、よもやその女性が自分の元彼女であるとは思わず…。さらにその後、風呂に入っていた茂呂が浴室内で何者かに殺害されてしまう! 部屋は内側から鍵とチェーンキーがかけられており、完全な密室。流平はこのままでは自分が犯人になってしまう、と大慌てするが…?
 その頃、鵜飼は転落死事件の現場にいた。なぜか朱美をともなって…。
 そう、朱美は無類のミステリーマニアだったのだ!
 女性の遺体を見た朱美はさっそく背中の刺し傷に気付き、これが殺人事件であると推理する。
「ホシとガイシャは知り合いということになるな…」
 ミステリーマニアならではの言い回しと殺人現場に興奮する朱美の様子に、鵜飼はあ然とするのだった。

 ひとまず事務所に戻った鵜飼と朱美。すると、今度はそこに流平がやってくる! 茂呂が浴室で殺害されていた状況を話し、なんとか助けてほしいと懇願する流平。茂呂の部屋を訪れた鵜飼と、またしても付いてきてしまった朱美は、細かく現場検証をする。だが、流平の無実を証明できる物証はまったく見つからず…。そして。依頼人のために、最大限仕事をする!と宣言した鵜飼の言葉もむなしく、流平は逮捕されてしまい…?

コメント

剛力彩芽コメント
「わたしが演じる二宮朱美はミステリーが大好きな女子大生なんですが、
わたし自身もミステリーは好きですし、ドラマもよく見るんです。
朱美はすごく明るくてハチャメチャな子。考え方もすごく面白いので、
そういう変わった子を、真面目に面白く演じられたらと思います!
玉木宏さんとは初共演なのですが、さわやかでかっこいいイメージの玉木さんと
金曜の夜に大笑いしていただけるようなドラマを作っていきたいと思います。
みなさん、ぜひ『私の嫌いな探偵』を見て、週末を楽しく過ごしてくださいね!」
玉木宏コメント
「探偵役は初めてなのですが、探偵というのはその職業柄あまり表に出てくることのない方々ばかりです。なので、どんなイメージか作りにくいのですが、台本を題材に楽しく作っていきたいと思います。
剛力彩芽さんはすごく明るくて元気なイメージ。今回の朱美という役柄はそんな剛力さんの良さが存分に発揮されるのではないでしょうか。
コメディ要素の強い作品なので、ふたりでそんな空気感も出していきたいと思っています」
池田邦晃プロデューサーコメント
剛力彩芽さん、玉木宏さんをお迎えし、
ベストセラー作家の東川篤哉さんの大人気ミステリーをドラマ化します。
事件現場に首を突っ込んでは突拍子もない推理を繰り広げて知ったかぶる、
かなり面倒くさいけどどこか憎めないミステリーマニアの女子大生、
お金持ちの迷い犬探し大歓迎、お金にならない殺人事件は大嫌いなオトボケ探偵、
剛力さんと玉木さんがそれぞれ、今までどこにも見せたことのないような顔を見せてくださると思います!
初共演となるお2人がどんな化学反応を見せてくれるのか、
制作する側も非常に楽しみにしております。
数々の名ヒーローが生まれてきた、
テレビ朝日の金曜日の夜に新たな名(迷?)コンビをお届けします。
ご期待ください!

スタッフ

原 作
東川篤哉
『私の嫌いな探偵』ほか(光文社)
脚 本
福田雄一
ゼネラルプロデューサー
内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー
大江達樹(テレビ朝日)
池田邦晃(テレビ朝日)
布施等(MMJ)
制 作
テレビ朝日
MMJ