ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
第1話 大和司は、早起きしない。
「うーーん」

 一瞬意識が覚醒する。
 ほほがポカポカする……あったかい、春だねぇ、そんなことを思って再び意識を手放す。

 春眠暁を覚えずってねぇ……

 大和司やまとつかさの辞書には、早起きという文字はないのだっ!!

-----完-----








 なんてわけはなく、いい加減身体も痛いので目を覚ます。
 木漏れ日から照らす日光、草原を撫でる暖かな風。
 まるで現実じゃないように、穏やかな景色。

 朝職場に向かい日が暮れてから家帰るだけの生活で、たまの休みも引きこもってはゲーム三昧。
 すっかり太陽の下にでることもなくなった。

 昨日は職場の飲み会で先輩につかまってすっかり遅くなって終電も逃してしまった。
 先輩につれられて飲み屋を梯子すること数件、最後には先輩も寝てしまって、先輩が起きるのを待つために、となりのおじさんとなにかいろいろ語りあっていたような気がする。

 最終的には、先輩をタクシーで家まで送りつけて、自分のうちに帰ってスーツのままベッドに潜りこんだころには、4時をこえていただろうか?4時をこえていただろうか!??

「って、なんだこれは~~~~~~~~~~!!!!!」

 草原に、男の声が響き渡った。

 息が切れるまで叫んだところで、少し落ち着きを取り戻したおれは、立ち上がってあたりを見渡した。

 今、おれがいるところは、山のふもとの小高い丘になっているようで、目の前には遠くまで広がる平原、後ろには、険しい大きな山々が鎮座ましましている……

「どういうことだってばよ。。。」

 声にも力がでなくて、つぶやきになる。
 おもわず落ち込んで、足元に目をやると……一冊の本が目に入った。

『異世界取扱い説明書』

「は?」

 時が止まった……
 風が、彼の髪と本を撫でて通り過ぎていった。

……5分後……

「この世界は、君の世界でいう異世界、異世界ステルラテルティウム
なんか、剣と魔法の世界で生きてみたいっていうから召喚してみました。 (・ω<)テヘペロ

この世界の偉大な神 テラ」

 時が(ry

……10分後……

 気を取り直して、『異世界説明書』とやらを読み進めてみると、いまだに、異世界だのなんだのを、理解できているような理解できていないような感じであるが……
 信じがたいことに、昨日夜中に意気投合してたおっさんが、この世界の神で、我々の世界、つまり地球に人材のスカウトに来ていたらしい……

 しかも、勇者のスカウトとかではなくて、定期的に自分の暇つぶしに異分子を自分の世界に呼び込んでいるらしい。

 そのため優秀な人材を探すというよりは、異世界に順応できる人間、つまり

○ 魔法や妖精といったようなものに興味があって(要は廚二属性があって)
○ いなくなっても世間に大きな影響を与えることがなくて(友達がいない)
○ あと、とりあえず若くて健康な人間(取柄は健康だけ)

 を探していたとのこと。

 はい、おれですね・・・ドラフト1位だわ~、やったー(棒)

「って、ふざけんな~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」

 今日2度目の叫び声が草原に響き渡った。
とりあえず、初投稿。ちょっとまだ投稿のシステムがわからないのでテスト気味です。
ストックが10話くらいしかないので、とりあえず、5話くらい投稿して、毎日一話ずつくらい追加していくつもりです。
連休が終わればすぐ追いつかれそうですが・・・とりあえず行けるところまで!!

よろしくお願いします!

5月30日追記:文章の書き方(改行など)が途中で変わっておりますが、そのうち統一させる予定です。
ちょっと、気になるかもしれませんが、ご容赦いただければ!


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。