2012年3月3日土曜日

ClassicPro CPH7000買ったよ

低音どこー

サウンドハウスこと音屋で売っているCPH7000こと4000円モニターを買いました。シンセベースの倍音だけ聞こえる、みたいな斬新な体験をしました。
買って2ヶ月くらい每日聴き続けました。こなれてきた頃合いかなーって思って、体験談と簡単な比較を書きたいと思います。




モニターヘッドホンの類は外見的に僕の好みですし、FPS等の音が重要な意味を持つゲームでも有利そうですし、映画鑑賞においても楽しめそうですし、DTMで遊ぶにも最適だと思います。そんなわけで、手持ちの獲物であるsonyのMDR-Z600(廃盤)とAudio TechnicaのATH-PRO5MK2、この2つと比較します。
ちなみに、CPH7000とソックリさんのローランドのアレは持ってません。


さて、CPH7000ですが、外見はすごいイイです。ちょっと高級感があるし、手で触れると感じられるひんやりとした金属使用のハウジングとか上々です。今僕の手元にあるヘッドホンで最も安いのですが、1番大人しく纏まった外見をしていると思います。ただ、ウネウネと手で動かしてみると、妙に柔らかくて、部品が軋む音がして、「あー値段相応だなー」と。でも妙に柔らかいおかげで側圧が小さいですし、カールコードではないので頭に乗せても軽い気がします。

インピーダンスは64Ωで決して小さくはなくて、むしろちょっと大きめ。ウォークマンとかに繋げると、少し音が小さくなります。1Wまで入力することができて、これはよくあるスペックだと思います。

本日の参考音源というか参照音源というか、誰もが無料で聞くことができそうで、かつ超おすすめ(これ重要)な音源を選びます。ボーカル(というかVOCALOID3)の入っている曲なんですが、方向性に大きな違いがありそうな曲です。

「アスノヒカリ」って曲と、「恥ずかしいほどのラブソングを君に」って曲です。
【ニコニコ動画】【IA β版】アスノヒカリ【オリジナル曲】
【ニコニコ動画】【オリジナル】恥ずかしいほどのラブソングを君に【結月ゆかり】
(余談)VOCALOID3って半端ないよねー。久しぶりに草動画を覗いたらスゴすぎて、最近毎日聴いててます。

で、比較です。CPH7000は…

MDR-Z600と比較すると、
低音どこー?巷じゃドンジャリとか言われるMDR-Z600です。キーボード(PCじゃなくて鍵盤の方)で遊ぶときにいつも使っているヘッドホンです。CPH7000をちくわだとすると、MDR-Z600は魚肉ソーセージみたいな感じです。CPH7000はピアノ+ボーカルな曲だったらMDR-Z600と喧嘩してもスグには負けないと思います。

ATH-PRO5MK2と比較すると、
低音どこー?ATH-PRO5MK2は低音がたくさん出るので、ちょうどCPH7000と対照なヘッドホンかもしれないです。コレで上に貼り付けた"アスノヒカリ"を聞くとスゴイです。楽しいし、とても綺麗ですよ。CPH7000をはんぺんだとすると、ATH-PRO5MK2はコンニャクみたいな感じです。

◆総評すると、
CPH7000は、低音が非常に小さく、シラスのような感じです。一方で中~高音域はこんがり焼いたシシャモのような感じで聞くことが出来、クラシックとかジャズとか、ピアノとかだとご機嫌です。低音が無いワケではなく、イコライザで高音を削ったり、低音を持ち上げたりすると、ちゃんと応答してくれるヘッドホンです。
モニターやスタジオヘッドホンを名乗るには低音の少なさが気になります。ですが、ちょっと価格が安い上に、低音以外が豊富に出る変わったヘッドホンであって面白さがあります。買ってよかったと思います。

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