任せろとばかりにオマリーコーチはこのポーズ(撮影・中川春佳)【拡大】
初球から変化球を投げてくる日本特有の攻め方も参考になるはず。初球真っすぐを振るメジャースタイルを改めないと痛い目に遭う。
日本の文化、風習についての助言や、世界中の料理がそろう食文化のアドバイスももちろん。忘れてはならないのが世界一? 人数が多い阪神担当記者。猛烈なマスコミの取材攻勢に対する気持ちの準備は、しておいて損はない。
そして、先輩が味方につけた、これまた世界一のファン…。オマリーが強調した。
「イエス、熱狂的に応援してくれる。ファンはトモダチ」
さらに“先生”は付け加えた。
「でも、『ハンシンファンは一番ヤァ~』のフレーズは教えない。あれは僕のもの(笑)」
現役時代は球団歌「六甲おろし」までレコーディングし、CMにも出演した先輩を真似るつもりはないだろうが…。
「ノー(笑)。バッター、OK! シンガー、NO!」
オマリーもそこまで薦める気はない!?
今季のチーム本塁打82発は12球団最少。新井良、マートン、鳥谷が4番を務めたが、代役の域を出なかった。誰よりも日本野球と阪神の内情を知る男がアドバイザーに就任すれば、新4番も楽しく「JAPAN」を予習できるだろう。今季3Aで29発を放った右の大砲が1分1秒でも早く日本に慣れ、4番として機能すれば、猛虎の視界は一気に明るくなる。 (上田 雅昭)
★マーとも会談
残留が決まったマートンもオマリー打撃コーチ補佐と会談する。ゴメスと会った後「ニジュウゴニチ」にマートンを訪ねるという。「彼とは以前に会っているし、どんな男かもよく知っているよ」。時にナーバスになってトラブルに発展したこともあるマートンにとっても、陽気なオマリーは頼れる存在になる。
マウロ・ゴメス(Mauro Gomez)
内野手。1984年9月7日、ドミニカ共和国生まれ、29歳。2003年にレンジャーズ入団。10、11年とブレーブス傘下のマイナーでプレーし、12年にレッドソックスとマイナー契約。同年5月にメジャーへ昇格し、37試合に出場も戦力外となった。今季はブルージェイズ傘下の3Aバッファローでプレーし、9月にナショナルズ入り。右投げ右打ち。1メートル88、104キロ。
(紙面から)