サイン後即４番教育開始！オマリーＣ補佐、ゴメス虎契約同席へ　

任せろとばかりにオマリーコーチはこのポーズ（撮影・中川春佳）【拡大】

　未知の世界に飛び込んでくるゴメスにとって、これ以上のプレゼントはない。猛虎助っ人史上最高のエンターテイナー…おっと失礼、最高にファンに愛された先輩が、山ほどのアドバイスを抱えて、電光石火のスピードで会いに来てくれる。

　「ニジュウイチニチ、ロサンゼルスエアポートからサーティミニッツ」

　真っ暗闇の安芸タイガース球場。最後まで若虎の練習に付き合っていたオマリー打撃コーチ補佐が、非常に分かりやすい英語（日本語？）で対面スケジュールを公表した。

　２０日に安芸の秋季キャンプを打ち上げると、すぐに帰国の途に。２１日、ロス国際空港から３０分の所で、ゴメスが阪神と正式契約を交わす。そこにオマリーが同席。異例の首脳陣同席交渉を経てのサイン直後から、４番教育がスタートする。

　「いろいろな情報を伝えたい。少しでも早く日本の野球に慣れるように手助けしたいんだ。いいパフォーマンスができるようにしたい。マートンがいることも大きい。いいお手本になる」

　選手として阪神在籍時の４年間、すべて３割をクリアした超優良助っ人・オマリーの言葉は、ゴメスに響くことだろう。

　まずは浜風。右打者ゴメスにとっては味方となる甲子園名物は、うれしい知らせだ。

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