2013.11.19 05:01(2/2ページ)

阪神D6位・岩崎、活躍してまるちゃんと共演したい!

特集:
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阪神と仮契約を終えた岩崎は富士山をバックに地元清水の次郎長の「勝札」とちびまる子ちゃんグッズを手にニッコリ(撮影・山田喜貴)

阪神と仮契約を終えた岩崎は富士山をバックに地元清水の次郎長の「勝札」とちびまる子ちゃんグッズを手にニッコリ(撮影・山田喜貴)【拡大】

 サッカーの町で、野球を盛んにする。虎の帽子をかぶって夢を口にした岩崎が、面白い作戦を思いついた。

 「清水は、ちびまる子ちゃんというイメージがありますよね」

 口にしたのは、国民的人気アニメ。母校の清水東高がある静岡・清水区(旧清水市)は「ちびまる子ちゃん」の舞台となった土地なのだ。

 「(登場人物として)出られたらいいです」

 目標は出演だ。同アニメは実在の著名人が登場することがしばしば。特に地元出身者が多く、母校サッカー部OBで日本代表FWとして活躍したG大阪・長谷川健太監督(元清水)もその一人。

 「静岡はサッカーが有名だけど、自分のように野球でプロになった人間が、野球をしている人の目標になれたら」

 同校は多数のサッカー選手を輩出する一方、野球で有名なのは、大洋で活躍したDeNA・山下大輔GM補佐くらい。

 「山下さんという大選手もいる。僕も入っただけでなく、目標にされるように頑張りたい」

 山下氏も“日曜6時”の登場組。まる子の父・ひろしが、同氏のファンという設定も存在した。大先輩に続け-。知名度を上昇させて、静岡の野球興しに貢献する。 (安藤 理)

岩崎 優(いわざき・すぐる)

 投手。1991(平成3)年6月19日生まれ、静岡県出身、22歳。清水東高から国士舘大へ入学。今季東都2部春季リーグ戦で11試合に登板し、4勝2敗、防御率1・60。秋季リーグ戦では9試合に登板し、0勝3敗、防御率2・03。1メートル84、81キロ。左投げ左打ち

(紙面から)