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最終更新:2013年11月19日(火) 5時21分

仏新聞社・銀行で発砲相次ぐ、1人重体

 フランスのパリにある報道機関などで男が銃を相次いで発砲し、男性1人が重体です。男はシャンゼリゼ通りで姿を消していて、パリ中心部は厳戒態勢が敷かれています。

 パリのテレビ局の入口を入り、階段を降りてくる男。手に持ったライフルを突然、従業員に向けました。実際には発砲せず、「次はミスしないぞ」と言って現場を後にしたといいます。

 それから3日後の18日、同一人物とみられる男は新聞社「リベラシオン」の社屋に現れ、ロビーにいたカメラマン助手の27歳の男性に向けて今度は実際にライフルを発砲。男性は胸と腕を撃たれ重体です。さらに、その90分後には大手銀行「ソシエテ・ジェネラル」の本部の前で3発の発砲があったほか、直後には近くで男が車を乗っ取る事件も発生。男は運転手の男性にパリの目抜き通り・シャンゼリゼ通りまで運転させ、車を降りたということです。

 警察はいずれも同一人物による犯行とみて男の行方を追うとともに、パリの大手メディアのオフィスに警察官を張り付かせるなどして厳戒態勢を敷いています。(19日04:14)

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