家探しの基準になるDecileって何？

家探しをするとき、どの地域に住むのが良いのか土地勘がない場所だと決めるの大変ですよね。

そんなとき基準の1つとなるのが「Decile」というものです。

今回はこのDecileについて簡単にまとめてみました。

Decileというのは簡単に言うと学校のランクを1-10で分けたものです。
読み方は「ディサイル」なんですかね。

もっと具体的に言うと生徒の家族の経済環境を10段階（0が低く10が高い）に分けています。

ニュージーランドは学区制なので、学校のDecileが低い＝その地域の家族は平均すると所得が低いと言っても過言ではありません。

いろいろ語弊もあると思うのであまりこれ以上はいいません。
ただ日本でも低所得者層がたくさん住む場所と所得が高い人たちが住む場所どっちか選べるならどっちを選びたいか見えてきますよね。

調べ方はTKI（Te KETE IPURANGI）に地域名を入れて検索することができます。

このサイトではDecile以外にも、学校の住所や電話番号、メールアドレス、ホームページのアドレスなどが記載されています。

Decileの基準

Decileの基準はその学校にどれだけ一定の所得に満たない人たちがいるかです。
その割合を10等分して、一番低所得者層が多い上位10%がDecile 1。逆に低所得者層が少ない上位10%がDecile 10となります。

データは5年おきに行われるCensus（国勢調査）の数字が基準とされるそうです。

去年Census（国勢調査）行われたので、ちょっとずつ情報がアップデートされていくかもしれませんね。

もちろんDecileだけで決めるのはどうかと思いますけど、こういうのも判断基準の1つに入れてもいいですよね。
特に子どもがいる家族にとっては大きな決定要素になりそうです。