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東大と音大に合格し、 「音大」 を選んだ青年
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気になるニュース (2012年4月16日「毎日新聞」より) -------------------------------- 東大と音大に現役合格し、「音大」を選んだ青年 -------------------------------- 東大と早稲田 ・・・ 両方の大学に合格したら、ほぼ全員が東大を選ぶでしょう。 京大と同志社 ・・・ 両方の大学に合格したら、ほぼ全員が京大を選ぶでしょう。 では、「東大」 と 「音大」・・・ 両方の大学に合格したら、どちらを選ぶでしょうか。 今春の東大合格者高校別ランキングで公立NO.1になった県立浦和高校から東大 理科1類と東京音大に<現役合格>した高瀬真吾さん(18)は、どちらに進学する か迷った末、少年のころからの夢にかけて東京音大を選んだというのです。 以下、2012年4月16日付け「毎日新聞」より抜粋 ----------------------------------- 「好きなことで食べていけたら、こんな幸せなことはない。だから音楽で勝負する」 固い決意をもって今春、東大に合格しながら入学せず音楽大学に進んだ青年がいる。 東京音大(豊島区)1年の高瀬真吾さん(18)。打楽器で国内最高峰とされる日本 管打楽器コンクールパーカッション部門で昨年、高校生で初となる3位に入賞した 実力者。東大理科1類にも合格した高瀬さんは、どちらに進学するか迷った末、少年 のころからの夢にかけた。 (略) 中学3年からは東京音大教授で元オーケストラ奏者の菅原淳さん(64)に師事。 「自宅でも練習したい」と両親に頼み込んで防音室を設けてもらった。打楽器の場合、 それでも音は漏れる。近隣や家族へ迷惑をかけぬように毎晩10時までと決め、集中 して技術を磨いた。 一方、得意の数学は進学した埼玉県立浦和高でも学年でトップレベル。 元々、音大 を受験するつもりで塾に通い、音楽の専門科目を学んでいたが、「厳しい音楽の世界 で本当にやっていけるのだろうか」と昨年秋ごろ東大受験も決めた。「両方落ちたら どうしよう」と不安を抱えつつ、夜10時までは音楽、その後は東大入試対策に励んだ。 見事、両校に合格し、一日熟慮した結果、「人生は一度きり」 と音大を選んだ。 夢は、競争が激しい欧州のオーケストラで活躍すること。支えてくれた両親に対し 「本音は東大進学(希望)だったと思うが、最後まで 『自分の好きな方に行け』 と励 ましてくれた」と感謝する。 「早く慣れて、すべてを吸収して夢に挑戦していきたい」 と話した。 ----------------------------------- 高3の秋から本格的に東大対策に励み、それも、夜10時までは音楽の練習で、 受験勉強はそれ以降というのですから、集中力は半端ではなかったはずです。 「人生は一度きり」 と東大を蹴って、音大を選んだ彼を応援したいですね!!
最終更新日
2012年04月16日 16時43分10秒
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