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福島第一原発4号機 核燃料取り出し始まる
11月18日 15時44分

福島第一原発4号機 核燃料取り出し始まる
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東京電力福島第一原子力発電所で、廃炉の工程の最初の節目となる4号機の使用済み燃料プールから核燃料を取り出す作業が18日から始まりました。
プール内で、燃料を輸送用の容器に移す作業が続けられています。

福島第一原発4号機の燃料プールには、強い放射線を出す使用済み燃料1331体を含む合わせて1533体の核燃料が保管されています。
東京電力では、18日午前から燃料を運ぶキャスクと呼ばれる専用の容器を燃料プールに入れる作業を進め、午後3時18分からは燃料取扱機という設備を使ってキャスクに未使用の新しい燃料を移す作業を始めました。
未使用の燃料は使用済み燃料とは異なり、強い放射線や熱を出しておらず、作業に習熟するうえでも未使用の燃料から始めることにしていました。
東京電力によりますと、午後4時までに1体の燃料がキャスクに移され、作業は今のところ、トラブルなく進められているということです。
最初の取り出しとなる22体の燃料をキャスクに入れる作業は、18日と19日行われ、その後、キャスクごと大型クレーンで地上に降ろされておよそ100メートル離れた共用プールという別の施設に運ばれます。
福島第一原発の燃料プールからの本格的な燃料の取り出しは事故後初めてで、40年かかるとされる廃炉の最初の大きな節目を迎えたことになります。

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