神奈川県警は18日、県内の倉庫で大麻草を栽培していたとして、大麻取締法違反(営利目的栽培、所持)の疑いで、横浜市保土ケ谷区、自称金融業増沢実容疑者(62)ら5人を現行犯逮捕した。倉庫を家宅捜索して大麻草約500株などを押収した。
県警によると、乾燥させて販売した場合、末端価格は約5000万円とみられる。数年前から増沢容疑者を中心に栽培していたとみて、販売ルートなどを詳しく調べる。
増沢容疑者は営利目的については「よく分からない」と供述。残る4人のうち2人は、容疑を認めている。
増沢容疑者ら4人の逮捕容疑は18日、神奈川県綾瀬市落合北の倉庫で大麻草約300株を栽培し、パック詰めの乾燥大麻を所持した疑い。残る1人は18日、同県大和市上和田の倉庫で大麻草約200株を栽培し、乾燥大麻を所持した疑い。(共同)