時事通信 11月16日(土)18時22分配信
【上海時事】中国でも人気の日本アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をテーマにした中国で初めての大型展示会が16日、上海で開幕した。初日は多数のファンが押し掛け、入場規制で入り口は長蛇の列となった。
会場には主人公が操るエヴァンゲリオンの頭部や登場人物の大型フィギュア、エヴァンゲリオン仕様のバイクなどが陳列されたほか、名シーンの再現スペースも設けられた。若者を中心にしたファンたちはカメラやスマートフォンで写真を撮ったり、関連商品を買ったりしていた。
登場人物のコスプレで見物していた浙江省の女子大学生(20)は「日本のアニメは絵がとてもきれいで中国とは違う」と好きな理由を説明。尖閣諸島問題などで日中関係は冷え込んでいるが、「(日本アニメが好きなことへの)影響はない」と強調した。
主催者は中国でエヴァンゲリオンの版権を管理する会社など。同社代表は「日本のアニメ文化は素晴らしく、日本だけでなく、アジアのものだ。日本の文化を中国に正しく伝えていく」と抱負を語った。
最終更新:11月16日(土)18時54分
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