呼吸で被ばく最大3マイクロSv 福島のトリチウム調査


 公益財団法人「環境科学技術研究所」(青森県六ケ所村)は18日、東京電力福島第1原発事故で空気中に放出された放射性物質トリチウムの影響調査結果を発表した。事故の起きた2011年中に周辺住民が呼吸で取り込んだことによる内部被ばく線量は、最大約3マイクロシーベルトだったと推定した。

 同研究所は調査を受け、トリチウムに関して「人体への影響はほとんどない」と指摘。今後は食べ物による被ばく線量を推定できるかどうか探る考えだ。

 調査は、原子力施設を多く抱える青森県の委託で行った。



  

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