年収100億円を狙うある経営者の日記

日本は今猛烈な勢いで低級化が進んでいますが、香港人・中国人を見ますと一段と高級化が進んでおり、この差は唖然とする位です。

例えば、5年前であれば、日本人と中国人の服装・靴・鞄を見れば、直ぐ違いがわかりました。
明らかに日本人が洗練されていたからです。

ところが、今は全く逆転しており、日本人が昔の中国人化しており、日本人がみすぼらしく見えるのです。

今回、香港の空港から市内に入る高速道路・鉄道沿いにあります看板を見て驚きました。

イタリアの高級ランジェリーメーカーの「La Perla」の大きな看板があったのです。
いかにも高級そうなランジェリーを着たモデルが横になっている看板ですが、これが今の香港・中国なのです。
香港・中国人向けに、高級ランジェリーを買って貰おうとして、高速道路脇の看板を出してイメージを受けつけようとしていると言えます。

日本では看板はどんどん消えていっており、羽田空港と都心を結ぶ高速道路にあります看板のかなりの部分は空きになっており、しかも宣伝されている広告に、香港で見られる高級感ある宣伝は殆どありません。

勿論、中国人の多くはお金もなく、貧しい生活を送っていますが、沿海州に住む1億人以上の中国人や香港人は今や日本人より高級感あるブランドの服を着て、ブランドの靴を履き、ブランドのバッグを持ち、車はBMW、ベンツが主流となっており、週末はホテルで食事をしているという、今の普通の日本人からしたら、考えられない高級感ある生活をしている中国人・香港人が多くいます。
*週末、一流ホテルのレストランを予約しようとしましても一杯で予約出来ない状態になっています。

これをバブルというのは簡単であり、勿論、金融崩壊後は新興成金は淘汰されるでしょうが、今までに財を成してきた中国人・香港人はダメージは受けるでしょうが、また復活してくるのではないかと思っています。

借金で投資をしている新興成金は淘汰され消えていきますが、今までに数億円、何十億円、何百億円という財を作り上げた富裕層は、影響は受けますが、決定的なダメージは受けない筈だからです。
なぜなら、彼らは、時計、ダイヤモンド、宝石、絵画等の現物資産をかなり買い込んでおり、資産を守ることにいそしんでいるからです。

*その時計ですが、日本のマスコミは日本が株高で富裕層がデパートで50万円~100万円の高級ローレックスを買っていると報じていましたが、富裕層は100万円以下の時計などすでに持っており、本当の資産価値のある高級時計は最低でも300万円以上します。
100万円以下のロレックスの時計を買っているのはアジアからの旅行者が殆どであり、彼らはそれを中国や本国で売却するのが目的と言われています。

香港・中国の中堅層・富裕層は恐ろしいまでもの購買力を持っており、香港に来て彼らの生活の一端でも見れば、日本市場は如何に小さく、かつ可能性がないかわかります。

日本で宣伝を見れば、軽自動車の宣伝が殆どですが、香港では、地元の新聞でもBMWが一面広告を出している程であり、日本は安い軽自動車、香港は高級(手ごろな)BMWとなっており、もはや勝負はついたとも言えます。

今、日本は株高で騒いでいますが、経済の実態が伴っていない株高であり(GDP統計からも明らかです)、一般国民の収入は減っており、そこに物価高が襲ってきていますので、一般国民は生活苦にあえぐことになりますが、誰もそのことを指摘しません。

円安は日本の富を海外に流出させることであり、益々日本人が貧乏になる政策と言え、今後、日本と香港・中国との差は拡大し続け、気が付けば外資系ブランド企業は日本からいなくなっていたとなるかも知れません。










香港は今物凄いスモッグが発生していますが、これは香港の問題ではなく、中国本土からのPM2.5だと思います。
インドもタイもPM2.5汚染がひどいと言われており、今や中国は大気汚染でアジアを苦しめていますが、肝心の中国人が気にしていない以上、どうしようもありません。

かつて日本も大気汚染で苦しみましたが今や克服し、世界でも最高水準の大気汚染観測システムを構築しており、この分野では日本は世界、特にアジアで貢献できますが、問題は中国の大気汚染の「元」を消滅させる
ことが不可能なことです。
なぜなら、そんな費用を払う位なら、もっと生産して金もうけをするという中国人が多いからです。

コストをかけて公害をどこまで減らすかはその国の民度によりますが、今のアジアで民度がどこまで高まっているか、考えれば、およそ無理だとわかります。

これから中国本で暖房を使うようになれば、PM2.5濃度は更に悪化するはずであり、香港をはじめアジアは
息もできない状態になるかも知れません。

何億円もかけて超高層マンションを買って、PM2.5で窓も開けられない状態になれば目も当てられませんが、
今、香港はそのような状況になりつつあります。
不動産購入のリスクとも言えます。





現在、香港にきており、日曜日には東京に戻る予定になっており2泊3日となります。

香港までは4時間余りのフライトであり、時差も1時間ですのでアメリカに行くよりは楽なフライトでした。

香港では海外事業関係の仕事をすることになっていますが、特に銀行関係となりますが、最近の香港人男性にもいい加減な男も多く、何度も足を運ぶはめになっています。

今回で完全に終わるかと思いましたら、また来なくてはいけないことになっており、『いい加減にしろ』とも言いたいですが、今まで担当していた男性はいなく誰にも怒りをぶつけられません…。


海外で事業をしたり、銀行口座を開設したりするのは簡単ですが、問題はなにか問題が起こった際にどこまで粘り強く交渉し対応策をとるかにかかっています。

相手がいい加減な人物であれば余計にタチが悪く、始末に時間がかかりますが、動けば必ずや問題にあたるのもたしかであり、よい経験と思ってじっくり対応するしかありません。

もちろん、これは日本でも同じでありアメリカでも同じです。


何もしないのが問題が発生しなく一番なのでしょうが、それでは進歩も何もなく生きている意味がありません。
仙人ならよいのでしょうが…。

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