福島原発4号機:核燃料取り出し開始 22体をキャスクへ
毎日新聞 2013年11月18日 16時58分(最終更新 11月18日 17時01分)
東京電力は18日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールから核燃料の取り出しを始めた。輸送容器「キャスク」への未使用燃料22体の収納は19日中にも終わる見通し。
東電によると、18日午前からキャスクをプールに入れるなど準備作業を進め、同午後3時25分から、プール内にある1533体(使用済み1331体、未使用202体)の核燃料のうち、1体目をクレーンで引き上げる作業を始めた。
キャスクは22体を収納後、トラックで仮保管施設「共用プール」に運ばれる。核燃料はキャスクから取り出し、共用プール内で保管される。【鳥井真平】