2013年11月17日22時40分
【ワルシャワ=神田明美】ポーランドで開かれている国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP19)の会場周辺で、環境NGOが16日、地球温暖化対策を前進させるよう求めるデモをした。テーマは「連帯」。台風30号で壊滅的な被害を受けたフィリピンの政府代表団が「気候変動に世界の行動が必要だ」などと呼びかけた訴えに、連帯する意思を示した。
デモは約1千人が参加。市街地の中心部から会議場の国立競技場まで歩いた。国際NGO「オックスファム」のメンバーでベルギーから参加したナオミ・ナキーチャさん(21)は、「フィリピンで起きたことは恐ろしいこと。わたしたちは気候変動の脅威を理解しなければならない。COP19では、(2020年以降の次期枠組みを決める)15年の合意に向けて前進することを期待する」と語った。
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