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デジタル技術活用 「トリアージ」訓練
11月16日 13時43分

デジタル技術活用 「トリアージ」訓練
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災害などで多数のけが人が出た際に負傷の程度に応じて治療の優先順位を判断する「トリアージ」をデジタル技術を活用して行う訓練が、都内の病院で行われました。

訓練は、首都直下地震が起きて多数のけが人が出たという想定で行われ、病院関係者や消防などおよそ200人が参加しました。
訓練で使われたのが「トリアージ」をデジタル技術を活用して行う新たなシステムです。
現場の医師が、患者の容体を専用のペンでカルテに書き込むと、その情報が受け入れ先の病院の端末へ瞬時に転送される仕組みになっています。
訓練では、現場から病院の端末へ次々に転送されてくる情報を基に、責任者の医師がどの患者を優先的に治療するか方針を決めていました。
訓練を行った東邦大学医療センター大森病院の吉原克則副院長は、「このシステムを使えばたくさんの患者の情報を瞬時に集められるうえ、治療の結果や入院後の経過も集約できるので、非常に有用だと思います」と話していました。

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