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事件
「廃炉工程進めば汚染水問題なくなる」国際機構・山名理事長 「政府に改善案提出したい」
2013.11.18 09:05
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原発の廃炉に向けて技術の研究開発を進めるため、今年8月に発足した国際廃炉研究開発機構(IRID)理事長の山名元(はじむ)・京都大教授は産経新聞のインタビューで、廃炉工程を早めるため数年後に政府に改善案を提出することを明らかにした。主な一問一答は次の通り。
--4号機プールからの燃料取り出し作業で、危険はないのか
「普通のプラントではないので、慎重にやらなくてはいけない。プールにある燃料はほとんど損傷していない。燃料を入れるキャスク(容器)の操作装置を確実に動かせば、普通の燃料と同じように取り出せる。燃料が破損して持つ所が曲がっていると落とすリスクはある」
--廃炉工程で最も難しいのは何か
「障害になっているのは、溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出し。廃炉がうまくいくかは、デブリをいかに早く取り出せるかに相当かかっている。実例はないというわけではない。建物を除染して作業員が近づけるようにするとか、環境面を整えなくてはいけない」
--福島第1原発では汚染水問題が深刻化している
「汚染水問題が廃炉工程を遅らせることはない。汚染水は異常な状態であって、早く解消しなければならない。タンクから汚染水が漏れたトラブルは、マネジメント(管理)の失敗。廃炉を片付けていったら、汚染水問題はなくなる」
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