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【サッカー】ベルギー戦へ本田豪語 「ナメてるやつらをぶっつぶす」2013年11月18日 紙面から
【ゲンク(ベルギー)松岡祐司、原田公樹】日本代表のMF本田圭佑(27)=CSKAモスクワ=が17日、「打倒ベルギー」を豪語した。国際親善試合のベルギー戦(19日・ブリュッセル)に向け、「なめているやつらを一人一人ぶっつぶす」と、自ら同点弾を決めたオランダ戦の熱も冷めぬまま言い放った。世界トップランクの強豪国を敵地で沈め、ワールドカップ(W杯)への最高の「手土産」にする。 オランダ戦での同点弾という過去の余韻に浸る間もなく、本田は次なる未来を見ていた。一夜明けた練習後、取材エリアで珍しく自ら立ち止まると、前日の試合を振り返ることは拒み、ベルギー戦に向けた展望を熱っぽく語った。 「簡単ではないですけど、当然、勝算はあります。ベルギーも評価だけ高くて歴史のある国ではない。そういう意味ではいい勝負。お互いが結果を出さないといけない」 アザール(チェルシー)、フェライニ(マンU)ら豊富なタレントを抱える強豪国。FIFAランク5位と赤丸急上昇中だが、12年ぶりのW杯出場とあって「オランダとは背負ってるものが違う」と本田は片付けた。W杯シード国という肩書にも臆さず、「ベルギーもどうやって大会(W杯)を勝っていくかは未知の世界でしょうし、立場は日本と一緒」と同格とみなし、「日本はチャレンジャーですから、ナメてるやつらを一人一人ぶっつぶしていくだけの話」と豪快に言ってのけた。 今年最後の強化マッチ。オランダ戦の教訓をW杯への道しるべとするためにも、本田は「本番で結果を出せるように、結果と内容、両方が大事になる」と語った。そして、ひたすら「個の進化」に結論を求めた。 攻撃に関して、「何げないところで岡崎や大迫とか曜一朗(柿谷)が点を取れると勝てますよね。個なんですよ」と指摘。守備についても「結局、同数で守れないことには本番も勝てない。それはDF陣は分かっている」と、背中を押すように言った。 オランダを相手に息を吹き返し、ベルギーを倒すことができれば…。ニッポンが、本田が手にする果実は、単なる「親善試合」を大きく上回るはずだ。 (松岡祐司) PR情報
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