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【グラニュース】


闘莉王フットサル場 

2013年11月18日 紙面から

 名古屋グランパスのDF田中マルクス闘莉王(32)がプロデュースしたフットサル場が17日、名古屋市北区の商業施設「クロスタウン」にオープンした。「日本に恩返しを」という闘莉王の熱い思いを源に完成。オープニングイベントには自らが登場し、子どもたちと触れあった。

 闘莉王が心を砕いた「夢のコート」が完成した。激安店などが軒を連ね、休日には家族連れでにぎわう「クロスタウン」の2階に人工芝のフットサルコート1面が出現。店名は「闘莉王サポートフューチャー・フットサルポイント名古屋」。Jリーガーの名前を冠したフットサル場は全国的にも珍しい。

 闘莉王の純粋な思いが発端になった。「自分はフットサルから始めて、こうしてプロのサッカー選手になった。子どもたちに夢を与えるような場所をつくりたい」「お世話になった日本に恩返しをしたい。(ブラジル出身の)自分と日本の架け橋になるものがあれば」

 強い願いは一大ムーブメントとなった。フットサル場建設のため知人らが株式会社「TSF」(闘莉王サポートフューチャーの略)を設立。全国で30カ所以上のフットサル場を運営する「フットサルポイント」とタッグを組んで開店にこぎ着けた。闘莉王も金銭的に多額の協力をしているという。

 来春には埼玉県内で2号店が開店する。「オレが暮らした広島や茨城にもつくりたいと思っているんだ」と闘莉王は明かす。Jリーガーとして広島、水戸、浦和、そして名古屋と渡り歩いてきた。来日以来の感謝を表すプレゼントが“闘莉王コート”なのだ。

 オープニングには闘莉王が同僚のMF小川らを引き連れて登場し、子どもたちと心ゆくまでフットサルを楽しんだ。「子どもたちの目が輝いていた。本当に良かった」と笑顔。「フットサルポイント名古屋」の営業時間、料金など詳細はホームページへ。問い合わせは(電)052(325)4287まで。 (木村尚公)

 

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