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中国、国債利回り上昇なら銀行貸し渋りの恐れ

2013/11/18 1:25
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 中国の国債発行残高は2012年末で約7兆7千億元(約120兆円)で、国債市場の規模は日本に次ぐアジア2位。経済規模の拡大に伴って国債市場の整備が進んでおり、主に銀行や保険会社が買い手となっている。うち比較的流動性の高い10年物国債の流通利回りを長期金利と呼ぶ。

 中国人民銀行(中央銀行)は公開市場操作(オペ)や窓口指導を通じて、短期金利に大きな影響を及ぼしている。だが、国債市場はオペの対象外で、人民銀の影響力は限られる。このため国債市場は需給が利回りに反映されやすい。

 国債の利回りは企業の資金調達コストに直結する。銀行は預金で集めた資金を国債への投資や企業向け貸し出しに充てる。国債の利回りが上昇すれば、貸し出しに比べて国債投資の収益性が高まる。銀行は国債利回りが上昇すれば、企業向けの貸し出しを圧縮したり、貸出金利を引き上げたりする。人民銀は7月から貸出金利の下限を撤廃し自由化し、この傾向は一段と強まった。

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銀行、国債利回り、中国

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