新日本婦人の会愛媛県本部(来島頼子会長)は16日、機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案に反対する街頭宣伝を松山市湊町5丁目の伊予鉄道松山市駅前で行った。会員ら約10人が通行人にチラシを配り「国民の目と耳と口をふさぐ危険な法案に反対しましょう」と署名を呼び掛けた。
会員は拡声器を握り「この法案は何が秘密なのかも秘密。原発や外交の情報が隠され、戦争が始まろうとしていることさえ国民に知らされない可能性もある」と主張。来島会長は「署名活動には多くの反応があり、一般市民にも不安が広がっている。戦争につながる法案はただちに廃案にすべきだ」と訴えた。