語句の意味
【英断】すぐれた決断。また、思い切ってきっぱり決めること。
【公算】偶然に支配される事柄の、生起の確実性の度合。
【看破】見やぶること。また、正しく解すること。
【殊勝】心がけがしっかりしていること。けなげなさま。
【瓦解】組織的な物事の一部分がこわれて、それによって全体がこわれること。
【ことほぐ】ことばで祝福する。よろこびを言う。祝福する。
【逓減(ていげん)】しだいに減ること。また、だんだんに減らすこと。
【こじつけ】むりに理屈をつけて、関係のないことや、理屈に合わないことを結びつけること。
【予見】事の起こる前にあらかじめ知ること。予知。
【進取】進んでことをなすこと。進んで物事にとりくんで行くこと。
【焦眉】眉が焦げること。また、眉が焦げるほどに火が近づいていること。転じて、危険が迫っていることのたとえ。
いぶかる【訝る】あやしく思う。不審に思う。疑う。
あげつらう【論う】ささいな非などをことさらにとりたてて言う。「人のことばかりあげつらう」
しげん【至言】あることがらを非常にうまく、適切に言い表したことば。
げいごう【迎合】自分の考えを相手や世の風潮に合わせること。「日本人は迎合しやすい」
かったつ【闊達】度量が大きく物事にこだわらないさま。こせこせしないで自在なさま。「自由闊達」
すいぜん【垂涎】ある物を手に入れたいと強く思うこと。
としょく【徒食】何も仕事をしないで、ぶらぶらと遊び暮らすこと。ニート。
きゆう【希有・稀有】まれであること。普通は「けう」と読む。
きゆう【杞憂】必要のないことをあれこれ心配すること。無用の心配。とりこし苦労。「杞憂を抱く」「杞憂に終わる」
せんえつ【僭越】自分の身分や資格をこえて、出過ぎたことをすること。「僭越ながら…」
かつあい【割愛】惜しいと思いながらも省略すること。また、惜しいと思いながら、相手に贈ること。
しかい【斯界】この社会。その道その道の専門の社会。この道。この方面。
【ぞんざい】物事をいいかげんにすること。また、投げやりなさま。粗略にするさま。
ふんしょく【粉飾】立派にみせかけること。うわべをとりつくろうこと。
ひきん【卑近】手近でたやすいこと。身近でありふれていること。
げんち【言質】あとで証拠となる約束の言葉。「げんちを取る」
ろうせい【老成】経験を積んで熟達すること。おとなびること。また、そのさま。
すうせい【趨勢】物事が移り進んでゆく様子。また、そのいきおい。趨向。「時代の趨勢」
ぜんしん【漸進】順を追ってだんだんに進むこと。すこしずつ進歩すること。
ひれき【披瀝】心の中を包みかくさずうちあけること。腹蔵なく心中を披露すること。「真情を披瀝する」
【いみじくも】まことにうまく。巧みにも。まさに。よくも。「いみじくも言い当てた」
ごする【伍する】あるものと同等の位置に並ぶ。肩を並べる。仲間にはいる。「強豪と伍して戦う」
ひけん【比肩】肩を並べること。同等なこと。「彼に比肩する者はない」
かきょう【佳境】興味深い場面。おもしろい所。また、すぐれた境地。「談、佳境に入る」/景色のよい場所。
ぎふん【義憤】道義にはずれたこと、不正なことに対して憤慨すること。
えとく【会得】物事の意味、本質などを理解し悟ること。
きえい【気鋭】意気込みが鋭いこと。「新進気鋭の士」
どりょう『度量』他人の言行を受け入れる、広くおおらかな心
きりょう『器量』あることをするのにふさわしい能力や仁徳。顔立ち。容貌。
『水を向ける』それとなく誘うこと
『散漫』まとまりがないこと
『漫然』ぼんやりとして心にとめないさま。なんとなく物事をするさま
『漸進』順を追って少しずつ進むこと
『大綱』ある事柄の根本となるもの。大づかみにとらえた内容。
『激賞』大いに褒めること。絶賛
『気位』自尊心
『披歴』心中をさらけ出すこと。
『徒食』働かないで遊んで暮らすこと
『法外』程度がすぎること。
『山が見える』ことが進んで、完成までの見通しがつく
『退廃』衰えてすたれること。健全な精神を失うこと。
『吹聴』言いふらすこと。いい広めること
『たゆたう』ゆらゆらと揺れ動く。心を決めかねる。
『諸般』さまざまな事柄。いろいろなこと
『冗漫』表現や構成に無駄が多く、だらだらとしてしまりがないこと
『天地無用』上下を逆にしてはならない
『打診』相手の意向を確かめるために、前もって様子をみる
『一瞥』ちらっとみる
『懸案』前から問題になっていながら、まだ解決されていない事柄
『気概』困難にくじけない強い意志
『識見』物事を正しく判断する能力
『英気』すぐれた才気。大いに活動しようとする気力。
『細事』ちょっとしたこと。つまらないこと。
『明細』細かい点まで詳しく、はっきりしていること
『精細』きわめて詳しいこと
『あけすけ』露骨。態度がはっきりしているが、慎み深さを欠くこと。
『がめつい』金儲けに抜け目がない。けち
『さもしい』品性がない。いやしい。意地汚い。
『あくどい』物事のやり方がどぎつくて、たちが悪い
『出色』他よりも際立って優れていること
『過分の』程度や限度を超えた様
- 最終更新:2013-11-09 19:43:06