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ここから本文エリア 高知、30年ぶり 校歌高らか、応援席400人歓喜の渦2009年08月12日 30年ぶりの1回戦突破に三塁側アルプススタンドは喜びの声に包まれた。
この日、高知の生徒や保護者らは9台のバスで午前9時ごろ高知を出発。スタンドには約400人が陣取った。 前日はドラムにビニールをかぶせて演奏していた吹奏楽部の部長近森大起君(18)は「この天気のように熱く、元気よく演奏したい」と話した。 1回表、西岡陸の左前安打や木下拓哉主将の中前適時打で先制すると、応援団は赤いメガホンを振って喜んだ。木下の父和也さん(50)は「当たりはOK。西岡からよくつないでくれた」。 2回表、吉井純平の投前スクイズ、池知佑也の左翼線二塁打で計2点を追加。吉井の父幸治さん(47)は「このまま勝ってほしい」とうれしそうに話した。その裏、如水館に1点を許したが、野球部マネジャーの田渕理恵さん(17)は「すぐに取り返してくれると信じている」と声援を送る。 6回裏までに2失点に抑えて好投する公文克彦投手の母佳奈さん(37)は「うれしい。コンディションは抜群。この調子で投げきってほしい」と感極まって涙ぐんだ。 7回表。大石泰輔の押し出し四球や吉井、岡本勇也の適時打などで5点を追加すると、スタンドの熱気は最高潮に達した。2回にも追加点を呼び込む二塁打を放った大石について、小学生時代に所属した軟式野球チームのコーチ沢田洋充さん(36)は「よくやった。大石は5キロ離れた練習場にも走ってくるような努力家だった。1試合でも長くいてほしい」とほめたたえた。 9回裏。同校の3年生、笹岡真帆さん(18)は「勝利まであと少し。泣きそうです」と祈るように話す。最後の打者を併殺で仕留めると、応援団は抱き合って大喜びした。 肩を組んで校歌を歌った応援団長の山本大樹君(18)は「感無量です。このまま次も頑張ってほしい」。野球部OBの筒井隆太さん(20)は「自分たちが島田監督にプレゼントできなかった一勝を後輩たちが実現した。とてもうれしい」と喜んだ。 |