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患者ロボットの活用で医師の技術向上
医師の問いかけに応じて身体の不調を訴える「ヒューマノイド(人)型ロボット」をこのほど、岐阜大学大学院医学系研究科の研究チームが開発した。現在、最後のプログラム調整を行っており、早ければ、来年度のカリキュラムからお目見えする予定だ。
石乃けい子さんで「医師の稽古」
2年前に誕生した慣れ初めさんが問診と触診の練習を目的としているのに対し、石乃さんは神経内科患者に特化した問診と視診の練習用に開発された。現在、重症筋無力症の症状がプログラミングされており、医師の問いかけに対して「まぶたが重いです」「手が肩より上に上がりません」などと答えながら、顔の表情を変えたり、肩を物憂げに動かして見せたりする。医師はその答えや動きを拠り所に適切な判断を下せるように訓練する。
石乃さんをはじめとするヒューマノイド型ロボットを教育現場に採り入れる大きな狙いは医学生に的確な質問の仕方を教えることにある。
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医学生、医者への技術教育は大きく次の三通り
1. 手取り足取り
2. コンピューターシミュレーション
3. 動物臓器
言うまでもなく日本の医学生たちは嫌になるほど優秀ですから
知識を教えるのは比較的簡単です
問題は技術をどう教えるか(-。-)y-゜゜゜
ちゃんとした教育なしに
正確な技術は決して身に付きません
しかも鉄は熱いうちに打て、というのも正しいのです
そういう意味では新臨床研修制度は困ったものです
上記1、2、3にはそれぞれ長短所があります
ロボットを用いた練習は
最初の投資は高いが、メンテナンスが安い
何度でも繰り返せるなどの長所がありますが、
リアリティに欠けるというのが短所です
ま、僕の所にもあります
臓器をシミュレーションしたものを用いています
さて、今回の人型ロボット
その目的は
医学生に的確な質問の仕方を教えることにある
らしい
これなら人型である必要は全くない
神経内科のためなら画面で見せれば十分
医学生、医者への教育はもっとコンピューターを活用すべきだと思う
例えばパイロット
もっと上手に使っているように思います
しかし、人型は如何か
少し前から人型ロボットの開発が盛んだ
踊る、走る・・・
学者、研究者としては
チャレンジがその存在意義なので気持ちはわかりますよ
われわれも学者なので
しかし、
人型は人命軽視に繋がると思います
故障する、寿命になる、・・
捨てますね
人型でなければならない理由は何処にもないでしょう
以前より人型ロボットの開発を苦々しく思っていました
考えすぎでしょうか
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