番組・イベント最新情報「とれたてフジテレビ」
昭和40年代に、みんなに愛されていたあの名作アニメ『ハクション大魔王』が、初めて実写版としてよみがえる!
更新日:2013/10/1
今秋放送予定!
あの、ハクション大魔王が実写となってよみがえる!主人公の大魔王役は、関ジャニ∞の村上信五が、特殊メイクで体当たりで演じる。さらに村上はアニメの主題歌である「ハクション大魔王の歌」も担当することに決定。
『ハクション大魔王』は、1969年に放送されたタツノコプロの名作アニメで、勉強が大の苦手な与田山家の一人息子、カンちゃんが、家の屋根裏部屋で不思議なつぼを発見、何気なくクシャミをした瞬間、「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」というセリフと共に“ハクション大魔王”がつぼから飛び出て、ご主人さまの願い事をハチャメチャな魔法でかなえるというハートフルコメディーだ。放送は今から40年以上前なのに、その愛されるキャラクターは時代を越えて生き続け、今の若い世代でも、なぜか大魔王の風貌や、セリフ回しは知っているという伝説のキャラクターだ。今回、アニメ『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』などの実写化で実績のあるフジテレビがこの作品を初めて実写化することに決定。また、大魔王の娘で、つぼから飛び出しこれまたハチャメチャな魔法で騒動を巻き起こすアクビちゃんは、今注目の子役・渡邉このみが演じる。
『ハクション大魔王』はいつの時代でも色あせない王道の物語。魔法のつぼの前でクシャミをすれば、魔王が飛び出し、ご主人さまの願いなら何でも叶えてくれる。そんな大魔王とアクビちゃんの二人が、現代日本に現れたらどうなるのか?子供から大人まで笑って泣けるホームコメディをお楽しみに。
あらすじ
カンちゃんこと与田山カン一(馬渕誉)は小学2年生の7歳。勉強が苦手であわてん坊なところは、おもちゃ会社のサラリーマンのパパ(温水洋一)にそっくり。いつもママ(白石美帆)に二人で怒られてばかりいる。ある日、学校のテストで10点を取ってしまい、友達のユリ子やゲジゴンにからかわれてしまうカンちゃん。担任の美咲先生(小沢真珠)は、必ず家の人に答案を見せて、間違ったところを復習してくるように言うが、ママが怖くてとても見せられない。とぼとぼと家路についたカンちゃんは、子ども部屋の押し入れで、ママに見つからないようにビリビリに破いてしまった答案を持って隠れているとき、押し入れから天井にかかるはしごを見つける。はしごを登るとそこには屋根裏部屋が。大量のホコリに思わずクシャミをした瞬間、「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」という声とともに、棚の上にあったつぼから白い煙と一緒に、変な衣装の謎の男が登場する。男の名はハクション大魔王(村上信五)。クシャミをした人をご主人さまとしてどんな願いも魔法でかなえてくれる。カンちゃんは「破いたテストを元通りにして100点に変えて」と大魔王に言う。「ズルはだめだけど…」と言いながら大魔王は仕方なく魔法を使う。そのうちに眠くなってしまったカンちゃんがあくびをすると、今度はつぼの中から、かわいらしい女の子が飛び出る。名前は、アクビ(渡邉このみ)。アクビもご主人さまの願い事を聞くのだが、そのやり方はちょっといたずらっぽい。
ある日、そんな与田山家に、大魔王のそっくりさんが現れる。パパが働いている会社の社長の御曹司だ。あまりにそっくりな二人に、どっちが大魔王で、どっちが御曹司なのか分からず与田山家は大騒ぎ。
またある日、子どもたちは、本音とたてまえを使い分け、子どもの気持ちを全く分かろうとしない親たちに腹を立て、空き地の「こどもの城」に立てこもり、大魔王とアクビも巻き込んで大騒動を巻き起こす。
コメント
村上信五
Q.出演のオファーが来たときは?
「アニメは見たことないですけど、歌は聞いたことある気がするんですよね~。“呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン”っていうフレーズはなぜか、知っていますね。今回お話をいただいて、“何の役をするの?”と聞いたら大魔王だって…、爆笑でしたね。いやいや体型も違うしと最初は思ったんですが、でも実写化の中で色づけしながらやっていくと伺いまして、もちろん忠実にアニメのようにはできませんが、楽しいものを残せるのではと思っています」
Q.大魔王を演じるポイントは?
「アニメのキャラクターを演じるのは初めてです。超忠実には無理だな~、でも、魔王のあの限りなくぬけた感じとか数字が嫌いなところとかディティールをつめて演じていけたらいいなと思いますね。いい意味で、キャラクターが強いですから、モノマネにならないようにしたいと思います」
Q.大魔王のしゃべり方の工夫は?
「しゃべり方は、やっぱり原作ですかね~。“ごじゃる”が、一番強いフレーズですから(笑)。あのアニメの魔王の体型で出てくる自然なトーンと、僕の体型で出すトーンに違和感があるかなと思いましたが、リハーサルで大丈夫かなって!ちょっとぽわーんとした愛されるキャラクターの雰囲気が出ればいいなと思いますね」
Q.子役の二人との共演はいかがですか?
「アクビちゃんは、一度共演しています。カンちゃんは初めて。二人とも賢いですね~。ぜんぜん違う世代のアニメを実写化するってことで、頑張っていますね。明るいんですよ。カワイイですし。ハクション大魔王って作品にピッタリですね。でもやるときはちゃんとやりますし、普段は子供らしいですし、愛らしいですね」
Q.大魔王から見どころを!
「いやー見どころだらけですね。僕より年上でリアルタイムで見た方は、現代にどういう形になってこの作品がよみがえるのかっていうところと、お子さんがいらっしゃる方は、“昔こんなアニメがあったんだよ”って伝えながら見ていただきたいですし、今、家族団らんって少なくなってきている中、2時間家族の話をいろんな角度から見ていただけます。また、実写というビジュアルに加えCGもありますし、魔法がどんな風に表現されるのかも、ぜひ、楽しみに見ていただきたいです」
プロデュース・神戸明(東宝映画)
「アニソンでも人気の上位にランクされる主題歌と、アニメ史に残る涙の最終回など、いまだに愛される名作『ハクション大魔王』。魔法使いの大魔王とアクビの親子が巻き起こすドタバタとホロリと泣かせるストーリーは、いつの時代でも色あせない“王道”の物語だと思っています。今回、実写化に向けては、コメディー要素に加えシリアスなトピックスも盛り込みつつ、お茶の間を明るく照らすホームドラマを目指しました。また、主題歌を村上さんに歌っていただいたオープニングのアニメは必見です。CGを駆使した日本版のディズニー映画のようなドラマをぜひ、お楽しみいただきたいです」
編成企画・水野綾子(フジテレビ編成部)
「今回新たに『ハクション大魔王』を実写化するにあたり、主人公の大魔王をどなたにお願いしようか考えていたときに、偶然、村上さんが「♪無責任ヒーロー」の歌の中で「呼ばれて飛び出せジャジャジャジャーン」という部分を歌っているのを目にして強烈なものが走りました。それから村上さんの顔が急に大魔王に見えるようになり、即オファーしました。村上さんは大魔王と違ってスマートですし若いですし、アニメのビジュアルから直接重なったわけでは全くありませんが、バラエティで大人気の村上さんは、大魔王に必須である「子どもに好かれ、子どもが寄ってくる」という愛される要素をもともと持っている方だと思います。村上さんが大魔王の格好をして独特なしゃべり方をするのを想像した時、非常にしっくりと来ました。そして、実際にやっていただいた時、ものすごくハマっていてびっくりしました。誰もが大好きになる大魔王になっていると思います」
番組概要
タイトル
スペシャルドラマ『ハクション大魔王』(仮)
放送日時
今秋放送予定!
キャスト
ハクション大魔王 : 村上信五
アクビ : 渡邉このみ
カンちゃん(与田山カン一)(7): 馬渕誉
●
先生(28) : 小沢真珠
ユリ子パパ : 葛山信吾
ユリ子ママ : なつみ
ゲジゴン母 : 山村紅葉
金田ママ : 白鳥久美子(たんぽぽ)
●
パパ(与田山与太郎)(45): 温水洋一
ママ(与田山花子)(36): 白石美帆
主題歌
「ハクション大魔王の歌」 村上信五(関ジャニ∞)
スタッフ
- 原作
- (株)タツノコプロ(「ハクション大魔王」1969年制作)
- 脚本
- 阿相クミコ
- 編成企画
- 水野綾子
- プロデュース
- 神戸明(東宝映画)
- 演出
- 西浦正記(FCC)
- 制作
- フジテレビ
- 制作著作
- 東宝映画
2013年10月1日 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。