今までに
医者は増えていること
病院の医者も田舎の医者も偏在なく増えていること
科による偏在が起きていること
医者は入院期間が半分になり病院で必要になっていること
医師不足とは病院の定数不足であること
医療の無駄をなくすことで医師不足が解決できること
無駄をそのままに医者を増やすことに意味はないこと
医者を増やして失業させれば本当の医療崩壊が起きること
以上を述べてきました。
今回は医者を増やして本当に医療崩壊なのか
これを検証したいと思います
まず、僕は今から医者が増えて失業しようが余り関係のない立場に
あります。従って、自分が失業したくないだけジャン、ということでは
ありません。
ではここでは身近なことを例に述べていきます。
それは獣医療です
昔獣医といえばとてもペットを連れて行こうという気にはなりませんでした。
第一、 獣医の開業医などというものそれ自体が殆どありませんでした。
おそらくは今のように多くの開業医が成立つほどの需要がなかったのではないでしょうか。
これを今の獣医の立場と比べて見ましょう
偏差値は最近の獣医は本当に高くなりました
近所の開業医に行くと犬が待っていない時がありません
専門がなんとなく分かるので、行く医院を分けてかかっています
そこには何人もの獣医がいます
これは院長が若手の医者を雇っているのでしょう。
それだけの余裕、収入があるということです
要するに昔に比べて偏差値は上がり、収入も上がっている
さて、今と昔、どっちの獣医を信用しますか?
もう最初に答えを書いていますが・・・・・
今の医者に反感があるのも理解できますが、根本的にはそこそこの
信用があります。
これが今の人材のまま収入が下がるだけなら
まだ医療崩壊とまでは行かないでしょう
しかし、収入が低くなれば当然偏差値は下がります
収入が下がりますから、
そのために医療を行うようになります
すなわちモラルの低下も起きます。
これが続けば必ずや本当の医療崩壊が起きます。
今は病院が昔より少し遠くなったという程度ですが
そのときには信用できる病院は殆どないという状態です。
歯科医が過剰で収入が少なくなっていると報道されています
しかしそんなに酷い状況なの?
と思うでしょう
医療の実態は本当に分かりにくいんです
そして、医療問題は国の根幹に関わる本当に大切な問題です
最近医者を増やせという風潮です
得をするのは教授以上の地位の人、経営者などです
彼らは無駄があってもお構いなしです
国民より自分を向いています
今は医者を増やすという愚策ではなく
徹底的に無駄をなくすときなんです
次回は腹立たしい不正請求について書きたいと思います・・・
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