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福島市長選 新人の小林氏が当選確実
11月17日 18時12分

福島市長選 新人の小林氏が当選確実

任期満了に伴う福島市長選挙は17日午後6時に投票が締め切られ、無所属の新人で元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏が、4期目を目指す現職らを破って初めての当選を確実にしました。

福島市長選挙は、市内83か所のすべての投票所で投票時間が2時間繰り上げられ、午後6時に投票が締め切られました。
開票はまだ始まっていませんが、NHKが事前に行ってきた情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などで、新人の小林香氏が、4期目を目指す現職の瀬戸孝則氏ら2人の候補を大きく引き離し、今後、着実に得票を伸ばすと見込まれることから、小林氏の初めての当選が確実になりました。
小林氏は54歳。昭和63年に当時の大蔵省に入ったあと、環境省に移り、平成21年から東北地方環境事務所の所長を務め、ことし7月に退職しました。
選挙戦では、原発事故からの復旧・復興が進んでいないとして市政の刷新を掲げ、除染の加速や再生可能エネルギーの推進、農業や観光での風評被害の払拭(ふっしょく)などを訴えました。
小林氏は、政党からの推薦や支持は受けませんでしたが、いわゆる無党派層に支持を広げるとともに、自民党や民主党などの支持層からも支持を集め、初めての当選を確実にしました。

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