石破氏「特定秘密保護法案 今週中の通過目指す」11月17日 16時52分
自民党の石破幹事長は神戸市で講演し、「特定秘密保護法案」を今の国会で成立させるため、野党側との修正協議を通じて少しでも多くの政党の賛成を得たうえで、今週中に衆議院を通過させたいという考えを示しました。
この中で、自民党の石破幹事長は「『特定秘密保護法案』に対する国民の受けは全然よくないが、防衛や外交の分野で知らせてはならない情報は間違いなくある。誰がそれを取り扱うかを決め、漏らせば厳しい刑罰で臨むための法律をつくるのは当たり前だ」と述べました。
そして、石破氏は「修正協議の現場で、民主党や日本維新の会、みんなの党と話をしており、理解を得て、何とか今週中に衆議院で可決したい」と述べ、法案を今の国会で成立させるため、野党側との修正協議を通じて少しでも多くの政党の賛成を得たうえで、今週中に衆議院を通過させたいという考えを示しました。
一方、石破氏は、小泉元総理大臣が、即時「原発ゼロ」を求めていることについて、「大きな発信力のある小泉氏の発言を無視していいとは思っていないが、日本のエネルギーの自給率は低く、エネルギー安全保障に誰がどう責任を持つのか考えなければならない」と述べ、安全性が確認された原発は運転を再開すべきだという考えを重ねて示しました。
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