すい臓がんはほかの臓器に比べ、がんの発見が困難なことで知られる。Appleの創業者、スティーブ・ジョブズさんもすい臓がんの発見・処置が遅れて56歳で帰らぬ人となった。
(中略)
アンドレイカさんは13歳の時、親しい人をすい臓がんで亡くした。そこから、ネットですい臓がんについて調べ、
その検査に800ドルかかり、さらに30%以上を見落としていることを知る。
なぜ難しいのか。すい臓がんを検出するには、血中にあるごく少量のタンパク質の発生量を調べなければ
ならないからだ。すい臓がんになると検出される8000種の中から、すい臓がん患者特有のものを見つけ
出した。研究を続けるため、アンドレイカさんは200人の教授に手紙を送る。うち、199は提案を却下。
たった1通、良い返事が帰ってきたジョン・ホプキンス大学で研究の場を得て、テスト方法を開発した。
アンドレイカさんが開発した方法では、1つの小さな検査紙で費用は3セント(約3円)、わずか5分でテスト
できるという。従来の方法と比べると、168倍速く、26,000分の1以下の費用、400倍の精度で検査できる
という。この方法はすい臓がんだけでなく、他のがんやHIVなどにも転用が可能としている。
アンドレイカさんはインテルが設立するGordon E. Moore Awardを受賞。75,000ドル(約742万円)を
獲得。その他にも多数の賞を受賞し、10万ドル以上の賞金を得た。賞金は学費に使用するという。
http://www.huffingtonpost.jp/2013/11/10/cancer-test_n_4252707.html
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