O.Aで紹介出来なかった相談員アンサー

〜 2013年11月5日 放送分 〜

《おネェのお悩み》 真島茂樹、クリス松村、山咲トオル
『独身でパートナーがいなくて老後が不安です。どうしたらいいでしょうか?』

孤独を楽しみましょう。

孤独は、知らないから怖いのです。犬が恐いという人は犬を飼った事がない。
外国人が怖いという人は、外国人と話をした事がない。というように、
自分の知らない事は怖いのです。
 
でも人間には一人にならなければ出来ない事が山ほどありますよ。
そういう時間を楽しみにしたらどうでしょうか。
 
特に創作活動に携わって来た人には、それを一度まとめる作業が大事です。
皆が知りたいと思うし、自分を振り返ることもできるしね。まとめの作業する時間がいつかは与えられるのだと思って、楽しみにしたらどうでしょうか。
 
今までの生活が居心地良かった分だけ、それを失うのは怖いかもしれません。まして、自分から手放す事は難しくて、とてもできないことでしょう。
でも、そういう時期がきっと来るのです。
それが来る事は、恐怖などではない。その時の自分を楽しみにすることができるはず。
大人だからと言って、完全に自分をしっているわけではありません。そうなったとき、
自分の潜在能力が何をして、何を見せてくれるのか、わくわくして待つ準備をしましょう。
それにはやり方なんかないのです。ただわくわくして待てばいいのです。
身体が動かなくなれば、人間は次の方法を自然に見付けられるのです。
 
それは新しい自分に出会う事です。
想像を越える未来は、ただ楽しみに待つのが良いのです。今日の事だけを考えて生きて入れば充分です。

三石由起子(58)
[ラジオ人生相談の
           辛口相談員]

「女性と結婚してみたら?」

たとえば、女性のパートナーを作ったらどうでしょう?
最近、10~20代若い世代に取材していると、何においても省エネ体質。とりわけ
「恋愛がめんどくさい」という人が多いです。でも、不安だから、絆は大事。恋愛なんて不確かなものよりも、母親との関係や友達づきあいのほうが良い考え方が主流のようです。
 
若い世代の傾向を踏まえると、これからは、生涯のパートナーになりうる相手は恋人や配偶者に限らなくなっていく、パートナーシップのあり方も変わっていくのかもしれません。
 
独身者は、恋人や配偶者を作ることにこだわるよりも、親友や家族になれる人を作るほうが本質的。
人間的に好きで気が合うならば、女性がパートナーでもいいのかもしれません。
実際に作家の中村うさぎさんのように、ゲイと結婚したがる女性はけっこういますし、同居人としてゲイと暮らしている女性はいます。
 
また、ある著名なゲイの方に取材した時に、印象的な話をしていて。
「ゲイでも体の構造は、男と同じ"放つ性"だから、種を放ちながら生きている。
年齢を重ねるほどに、自分の中がからっぽになっていく感覚があって、どんどん寂しくなっていく。
逆に、女性は"受け入れる性"だから、どんどん豊かに図太くなれる。
だから、老後を1人で生きていくのは、女よりも、男とゲイのほうが難しいし、
切実にパートナーを必要とするのは男である」「だから、ゲイの結婚を本当に認めて欲しい」と語っていました。でも、これは、ゲイだから気づく感覚なのかもしれないとも。
たしかに、いち女性としても取材者としても、納得しました。
 
高齢者は、男性(おじいちゃん)のほうが心身ともに寂しそうだったり、危うい印象を受けます。
セクシャリティはゲイでも、友人やパートナーとして、異性がそばにいるのもアリなのかなと感じましたよ。

芳麗(41)
[大人女子のカリスマ
         コラムニスト]

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