魔猫呪術師の預言/日本は滅びるでゃ〜

俺は宮崎駿という人間が大嫌いじゃ!!
もっと言やあ、アイツが率いるスタジオジブリの作品も好かん。唯一『千と千尋の神隠し』はエンターテインメントっちゅう意味で面白いとは思うけん、あの宮崎駿が監督と聞くとどうも嫌〜な気持ちになるでゃー。
理由は宮崎駿本人にだけあるんやない。奴を持ち上げるマスコミ(広告業界)も同罪なんよ。けど、なによりも問題なのは、宮崎の虚言癖になんじゃ!! 俺は辟易しとるんよ、奴の嘘には。

今月１日、奴はヴェネチア映画祭の場で突然の「引退宣言」を行なったけん。それを受けて日本のみならず海外でも激震が走っていると大袈裟なニュースが流れておる。けどな、奴が過去に２度も引退を口にしちょることはあまり知られていないはずや。
宮崎駿の「引退」というニュースによって、過去の作品が過大評価を受け、「復帰」することで新作の話題に繋げる……なんちゅうアザといやり方が宮崎の得意技なんじゃ。クズマスコミとグルになった「仕掛け」で大儲けを企んどるわけや。
そう言やぁ、昔、ラーメン大勝軒の山岸某っちゅうジジイが、一度は閉店を決意したけん、すぐに営業を再開しよった。それと全く同様なやり口なんじゃ。やっぱヒゲ生やしてるジジイはインチキ野郎が多いけんね。

俺が宮崎駿に嫌悪感を抱く訳は他にもあるんよ。奴は二度目の復帰を宣言した際に「もう社会風刺をテーマにした映画は作りたくない。これからはエンターテインメント作品を目指す」とマスコミのインタビューに答えとるんよ。そうして出来たのが『もののけ姫』じゃけん。
これには開いた口が塞がらんかった。舌が乾かぬうちに「社会風刺」満載の「商品」を作ったんよ。あれ程あざとい「社会風刺アニメ商品」は珍しいけん。
俺は『もののけ姫』が公開された時点で、「ああ、コイツは嘘つき野郎やな」と確信したんじゃ。相当なナルシストか、もしくは「虚言癖」っちゅう深刻な病気じゃけん。
なのにマスコミはそんな虚言癖を批判するどころか、賞賛の嵐を吹かせようと躍起になっておる。世の中どうかしとると思わんか!?

宮崎駿が本当に引退するのか、それともまた前言を翻して復帰し、話題を集めてヒット作を飛ばすのか、正直俺個人はどうでもいいんよ。けどな、マスコミとつるんだ「仕掛け」によって宮崎駿の人間性までもが完全に歪められて綺麗に美化され、国民に伝わるというのは、許せん話でゃ……