戦闘回ではございません。戦闘シーンを楽しみたいと言うかた申し訳ありません。その内出ます。
転生から十五歳まで
9話 10歳。魔物の群れはお好きですか?
ちゃおっす。某赤ん坊家庭教師みたいな挨拶から始まります。シャロンです。
前話から更に3年の月日が経ち、俺もついに年齢が2桁に乗りました。これもひとえに応援してくれてる皆様のおかg……え?応援してない?それは残念。
さて、そんな事は置いておいて、俺は現在、家の隣にある林では無く、森に来ております。何をしているかと言うと、魔物退治です。
はい。そうなんです。俺もついに10歳という事で、冒険者ギルドに入れることになったんです!
実に嬉しい。これで魔物をぎゃくさt……ゲフンゲフン。退治できる名目が出来ました。これで心置きなくレベル上げに励めます。
………とは言ったものの、実はやりたいことがわんさか過ぎて、正直興奮しすぎて高血圧で倒れそうな気も…あ、鼻血垂れてきた。ちょっと失礼。フスーン(鼻かみ音)。
お待たせしました。えー。やりたいことと言うのは、魔法の試射です。簡単になら俺の持ってる各魔法は使ったんだけど、やっぱり生身の生き物相手に試したいじゃない!という事です。まあ、今回の為にメインディッシュも…これは後のお楽しみだね。
今は俺の生まれた町から大分離れた森の獣道を勝手知ったるなんとやらの様に気ままに進行中であります。マップで位置把握は出来るから問題ないんだよね。
俺の視界に浮かぶ、銀の輪に囲まれた地図がマップです。立体的に移すことや、倍率の上げ下げも出来る優れものだ。
で、それを見る限り俺が居るのは森の中腹あたり。入り口あたりだと誰かに見られてしまうかもと危惧したので、ここに来るまで1回も戦ってないです。つまり、次が俺の初実戦。wktkするとともに、僅かな不安を抱くのは仕方ないでしょうか。微塵も感じてないけど。
っと。ゴブリンが4体、のこのこと出てきやがりましたよ。まあ気配察知、魔力眼、マップ、索敵の効果でとうに把握して出会うように歩いてたんだけどね。
とにかく、先制しましょう。そうしましょう。
「我が敵を切り裂け。‘風球’×4」
まだ高速詠唱や詠唱破棄、無詠唱などは出来ないのできちんと唱えての魔法だ。森への被害も考えて、風属性魔法です。緑色の魔方陣が4つ、俺の周りに現れて魔法の構築に入る。それは召喚獣の召喚とは違い、魔方陣の中から唱えた魔法が出てくる、そう言った感じだ。
照準眼で狙いをきちんとつけて、俺の周囲に待機状態だった‘風球’をターゲティングを済ませているゴブリンどもに放つ。
俺の特製の純粋魔力で作られた‘風球’は、俺調べでは同じ10の魔力を込めてもその威力は数十倍も違う。何せ込められた魔力の質が違うのだから、そうなるのは必然。
「フハハハハ!圧倒的ではないか、我が魔法は!」
高威力かつローコストな俺の魔法を喰らったゴブリンどもは、当たった部位を消失させつつその場に倒れた。
あっちゃー。これじゃあ討伐部位回収できないじゃん。因みにゴブリンの討伐部位は右耳で、死体を丸々持って帰ると追加報酬が貰えるのだが…どのゴブリンも半身がないね。諦めるか。
とりあえず一縷の望みをかけて、料理で獲得した解体スキルを発動させ、ゴブリンの死体を解体してみることにする。するとゴブリンの死体が光に包まれ、その場には緑色をした耳と綺麗な形の死体が残る。あら、成功、って言うか再生した。そこそこ解体スキルのLVが高かったから良かったのだろうか、因みにLV4。
うーん。それにしても無い部位が獲得できる所か死体が修復されて戻って来るとは…流石ゲームみたいな世界。これで金を稼げる。
「うん。幸運と捕えておこう」
色々理由を考えるのを放棄し、残っている3つの死体も同じく解体し、アイテムボックスに放り込む。そうだ。行っておくとこのアイテムボックスは案の定被ったけど、可哀想だから使う事にした。他のは違う用途に使ってる。アイテムボックスはアイテム収納限定だ。
「ステータス」
回収を終えた俺は、ステータスウィンドウを開いてLVが上がったか見てみる。
「おお。ちゃんと上がってるな」
書かれているLVは38。
「ゴブリン4体倒しただけでLV37も上がるとかww。ちょろ過ぎるだろう」
でも、計算してみるとさっきの戦闘だけで、ゴブリン1600体分の経験値を獲得したことになる。これだけ上がっても不思議では無い。むしろ低いのでは?
「あれかな?LVによる獲得経験値補正でもあんのかな?」
LVが離れすぎていると貰える経験値が減るって仕様の奴。それならこの先ゴブリンを大量虐殺してもあまり旨味は無いか…。用検証だな。
「それはまた考えるとして」
俺は新たな実験をしようか。
◇◆◇◆◇◆
「どうしてこうなった…」
森の中の開けた切り株だらけの広場。俺はその真ん中に立ち、マップに映る、大量の敵対を示す赤い光点に溜息を吐く。
「たしかに俺が調子に乗って敵をおびき寄せる匂いを発するお香を作ったけどさ。流石に、森の中にいる全魔物が釣れるとは思わねえだろ…」
その原因である、創造魔法で作った誘香のお香(俺命名)を見下ろしながら呟く。効果範囲を上げ過ぎたか…。
溜息をもう一度吐き、鷹の目を発動しつつ一番接近してきている方向を見てみる。
もうすでに視認できる距離に敵が来てるし…。
マップに映る赤い光点の名前を全種族分表示させる。
「ゴブリン。ホブゴブリン。ゴブリンエリート。ゴブリンネクロマンサー。ゴブリンガード。ゴブリンエレメント。キングゴブリン。オーク。ハイオーク。ボスオーク。オーガ。レッドオーガ。バーサークオーガ。ウルフ。フェンウルフ。ハイエストウルフ。………etcetc」
多すぎるだろう…。これでも全部言えてないんだぜ?
と言うか何でゲームだったら始まりの森的なポジションの森にこんなに強力な魔物が居るんだか…。実験の為に人里から離れている所に来たのが災いしたか。
「…マップ。敵数表示」
マップの機能を使い、敵対表示の敵の数が数えられる。
集計が…終わった。さて、敵の数は……3000体か。内訳は3割ゴブリン。3割ウルフ。2割オークとオーガ。残りは強い魔物、と。
「どうしますかねー」
「キュー?」
俺の声に合わせて、肩に乗っているフェンリルのリルが、私がやろうか?とでもいう様に首を傾げている。
こんな非常事態なのにほんわかする仕草に癒され、彼女の頭を撫でると心地よさそうに鳴いた。
カワユスグル。
(フム。まだリルではこの大軍は手に負えなかろう。妾が出よう)
(違うよね!こんな年増ババアより、ピチピチで活気あふれるアタシを選ぶよね?シャロ!)
(誰が年増か!乳臭い餓鬼が!)
(あんたの事よ化け狐!あとアタシは乳臭くないわよ!!)
(なっ!?妾は化け狐では無い!愚弄は許さんぞ!!)
(愚弄じゃないわ。事実よ!!)
ギャーギャーと、頭の中で2人分の女の声が喧嘩を始める。
全く。この2人は何時も喧嘩ばっかりするんだから…。困ったもんだ。
俺はこの2人の諍いを鎮めるために、仲裁の言葉を投げかける。
(大丈夫だって。2人ともまだ若いよ。それに今回はアレの実験をするんだ。2人の出番はない…と思うよ)
(むう。…主殿がそう言うなら仕方ないのう)
(くっ。アンタと同等なんて癪だけどそうね。シャロ!危なくなったらアタシを呼んでね!)
(抜け駆けはズルいぞ小娘!主殿よ!その時はどうか妾めに!)
(あーはいはい。そん時はどっちも呼ぶから。大人しくしててくれ)
ようやく落ち着いた2匹に嘆息しつつ、右肩に座っているリルにも同じように言い聞かせる。
そう聞くと自分は必要ないと感じたのか、俺自作のパーカーのフードの中に入って寝始める。寝姿も可愛すぎだろぉ…。
もうお気づきだと思うが、この3体は俺の召喚獣たちだ。リルはもう出たことがあったから知ってるよな。氷狼型神獣のリル、黄金弧型幻獣のタマモ、殲滅龍型神獣のムート。名前だけで分かると思うが正体はまた今度に。
まあ、俺の愉快な仲間たちは無事に出てきたわけだが、ここで思わぬ誤算があった。嬉しい誤算ではあったが。
なんと、タマモとムートの実力が全くの同格だったのだ。
いや、説明では最初は同じ、とは書いてあったのだが、コイツらを初めて召喚した2年前から今まで、成長しても全くの同格。ムートが弱いのか、タマモが強すぎるのか。大いに悩んだが、ミノールが凡ミスをすることはなさそうだし、タマモが規格外の強さを誇っているという事にした。ミノール本人(本神?)に聞けば早いかもしれないが、3年前から大分忙しいらしく、俺は連絡を絶っているので分からないままだ。まあ、つよいなら文句などないが。
それに、リルも説明よりもっと強いと言うことが分かった。これは少しうるさい最強達に聞いたことなのだが、召喚獣となったフェンリルは、召喚者の実力に呼応するかのように力の最大値が変動するようだ。
それでまあ、あの説明では一般的な召喚者の場合、と言う前置きが必要みたいで、召喚者が俺の場合、実際のリルの最大値は成長すれば最強どもに一矢報いることが出来るほどになるのだと言う。
魔王とやらを一撃で屠る奴らに一矢報いるとは…流石俺の召喚獣だ。逞しくなってくれ。いや、可愛さが失われては世界的損失だから、そのままでいてくれた方が…。
…コホン。脱線した。
まあ、フェンリルの初期値はそこまで高くなく(世間一般的には強い)、なのに最大値は高い物だから、長い目で見る必要があるらしい。俺は何時までも待つよ、リル。
そんなリルには経験を積ませたいのだが、今回は俺の実験が優先だ。帰ったらちゃんと俺が相手になって稽古をしよう。
もう俺の高い視力だと鷹の目が無くても見えてくるようになったところで、俺はアイテムボックスに手を突っ込む。
アイテムボックスは、某青いネコ型ロボットの真の能力の様に、四次元から思った通りのアイテムを取り出せる便利使用だ。
俺はその機能を利用し、目当てのものをあーでもないこーでもないと悩むことなく取り出す。
それは、マッドブラックで長い銃身の、地球で言えば、俗に言うスナイパーライフルと呼ばれるものだ。しかも形はSVD。別命ドラグノフ。ラノベの無表情ミント髪ちゃんが愛用していた銃だ。ソレの改造ロングマガジンを取り出したのだ。
この世界に、銃などは無い。それよりはるかに便利で強力な魔法があるからだ。だが、俺はあえて全力で趣味に走った。創造魔法を使い、小説で興味を持ったことから得た知識を思い出しながらパーツを創り出し、自力で組み立てた。その時に銃工スキルをゲットしたな。
そんな俺の魔力と努力と知恵の結晶は、今、太陽の下で光を反射しない漆黒の銃身を晒している。うーん。カッコいいねえ。
一番近付いてきている集団の戦闘を走っているボア(猪型の魔物)に照準を可変倍率スコープを覗きながら合わせ、眉間に十字の真ん中が合わさった瞬間に引き金を引く。
音を置き去りにしながら、貫くことに特化したライフル弾は直進し、狙い通りにボアの脳天へと直撃し、脳漿をぶちまけながら貫通。後続の何体かも巻き込みながら消えて行った。
「ビューティホー…」
思わず呟きながらも次の獲物へと照準を合わせて、次々に引き金を引いていく。
――スキル銃撃を得ました――
――スキル狙撃を得ました――
――スキル照準を得ました――
――スキル暗殺を得ました――
――ユニークスキル『見敵必殺』を得ました――
――ユニークスキル『一撃確殺』を得ました――
――ユニークスキル『一撃複殺』を得ました――
――ユニークスキル『脳天直撃』を得ました――
――称号「森の狩人」を得ました――
ーー称号「猪族の天敵」を得ましたーー
――称号「虐殺者」を得ました――
――称号「卑怯者」を得ました――
――称号「狙撃手」を得ました――
――称号「銃撃者」を得ました――
頭の中に、スキルを獲得した時特有の、機械的な女性の声が連続で響く。
と言うか、オイ、待て。何だよこのラインナップ。半分くらいネタに走ってんじゃねえか。何だよ『一撃複殺』て。ルビのせいでしょぼく見えるだろ。いや、本当はもっと言いたいことは有るんだけど、生憎全部ツッコんでるほど暇じゃないんだわ。
そろそろライフルではきつくなってきたので、武器を変えることに。
展開しっ放しだったアイテムボックスにSVDを放り込み、代わりに、同じく漆黒の銃身で、片手銃を2丁取り出す。
普通の銃を思い描いた方。申し訳ない。実はこの銃、現実には存在しない武器なんだわ。
銃身は両方真っ直ぐ長く、銃口の直径は4cm。銃身も拳銃やオートマチックガンの様に角ばっていない。どちらかと言うとピストルみたいな感じで円筒型になっている。撃鉄は無いけど。そんなどこかショットガンを彷彿とされる銃の名前は、レールガン。
あのツンツン頭君が不幸だーと叫び、あらゆる人に対してそげぶしていくアニメの、ヒロインであるビリビリちゃんの使うあのレールガンだよ。
機構としては、長い銃身で飛ぶ方向を確定させ、内部に描いた俺オリジナルの雷属性魔法の反発によって飛ばす、ある意味原始的な方法を取っております。
飛ばす球は、球の半分が三角錐の形をしているオリジナルの球。ひたすらに攻撃力を求めてみました。
マガジンには収まらなかったから、俺の創造魔法の魔方陣がチェンバー(薬室)にあり、そこで弾丸が無くなると自動補填されるようになっている。
雷と創造の魔方陣を動かす為の魔力さえ供給し続ければ永遠に使い続けることのできる銃なのだ。因みに銃自体は魔力伝導が良く、耐久力の高いミスリルを採用。これも創造魔法で創った。創造魔法が便利すぎる件について。
これ作った時には新技術作成スキルと、称号「科学者」を貰った。両方科学技術の物を作るときに補正が掛かるものだ。そのうちいろいろ作ろうと思う。
さて、そんなアニメが現実となるものを両手に持ち、俺は両手を適当に敵に向かせる。結構接近されているので、軽くだけ照準を合わせると、無造作に引き金を引いた。
バチィッ!と両手の中から音がし、その後に眩い閃光が尾を引きながら敵の群れに突っ込んでいった。
ドガァァァン!!と、普通の銃ならまず間違いなく鳴らないであろう音を立て地面に穴でも穿ったのか土煙を立てながら着弾した。
モウモウと立ち昇る土煙を見ながらも、俺は魔力を流して弾を補填し、再度引き金を引いて打ち出す。
「ヒャッハー!汚物は消毒だー!!」
(いかん。主殿が壊れてしもうた)
(いっつもこんなんじゃ無かったっけ?)
2人とも失礼だな。
頭の中で繰り広げられる雑談を無視し、テンションはそのままでその作業を5度ほど繰り返しただろうか。計10発の弾丸を撃った後にはそこらに空いた穴と、血を流して倒れる異形の戦士たちの変わり果てた死体だけだった。
――スキル化学兵器の扱いを得ました――
――ユニークスキル『自動攻撃』を得ました――
――ユニークスキル『狂った頭脳』を得ました――
――ユニークスキル『過剰攻撃』を得ました――
――称号「蹂躙者」を得ました――
ーー称号「蛮族の天敵」を得ましたーー
ーー称号「豚族の天敵」を得ましたーー
ーー称号「鬼族の天敵」を得ましたーー
ーー称号「狼族の天敵」を得ましたーー
――称号「マテリアル・マスター」を得ました――
――称号「科学を操る者」を得ました――
また響く声を聞きながら、周りを見回して敵を視認する。
残っているのは強力な個体が数体と、雑魚同じく数体だけ。そこはレールガンの被害を受けなかったようで、全くの無傷だ。
折角なので、もう1個の武器の威力も確かめることに。
創造魔法で創り出したホルスターにレールガンを両腰に下げ、アイテムボックスからそれを取り出す。
それは、円筒にチョコンと引き金とグリップだけが付いた無骨な緑色をしたモノだった。
そう。俺が取り出したのはRPG‐7。対戦車用破壊兵器だ。
本来は無いのだが、付けたホーミング性能に照準は任せることにし、方向だけ合わせて引き金を引いた。
銃口から人の頭ほどもある弾頭が煙の尾を引きながら飛んでいき、残った群れにぶつかって激しい爆発を起こした。
爆風と爆音が俺の鼓膜と髪を揺らし、過ぎてゆく。
暫くして黒煙が収まった後にあったのは、抉れた大地と焼けた肉塊だけが残っていた。
――スキル爆撃を得ました――
――ユニークスキル『完全破壊』を得ました――
――ユニークスキル『自動照準』を得ました――
――称号「殲滅者」を得ました――
――称号「破壊の使徒」を得ました――
――称号「爆破魔」を得ました――
「…ヤバいかな?」
(大丈夫なんじゃない?このために人のいる所から離れたんでしょ)
(うむ。ムートの言う通りじゃ。ここには死臭が溜まっておるが、人里まで届きますまい。気付いたとて一部の鼻の良い獣人くらいでありましょうぞ)
この2人からの言葉なら心強い。
「なら大丈夫か」
(うん。それよりシャロ。さっきのビリビリしてるのなに?)
(ああ、それは妾も気になりました。あのような威力が出るとは…主殿の言う科学とやらも侮れんのかもしれませぬな)
「つってもあんなん実際に実現はしてなかったけどな。今の機構もだいぶ魔法頼りな所が多いし。純粋な科学技術だけだと実現は不可能なんじゃないかな」
俺の召喚獣は俺と同期しているため、俺が転生者だとは知っている。なので、もったいぶらずに知識交換などをして俺の知識を広げたりもしている。
まあ、その辺の詳しい話はまた今度にすることにして、とりあえず、そこらの死体回収して帰りますか。
………その後、俺の回収はかなりかかった。なんせ3000弱の死体なんだもん。多かった…。
次にスキルと称号の補完を行います。
それと、文中で死体の肉体が元通りになりましたが、あれにはちゃんと理由があります。
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