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比支援へ 輸送ヘリを護衛艦に積み込み11月16日 13時36分
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台風で壊滅的な被害を受けたフィリピンの被災地で救援物資などを運ぶための大型の輸送ヘリコプターを、海上自衛隊の護衛艦に積み込む作業が、広島県呉市の沖合で行われました。
自衛隊は、フィリピンの被災地に医療チームなど50人の隊員と輸送機合わせて2機を派遣して支援活動に当たっていますが、被害が広い範囲に及び、被災者に必要な支援物資が行き渡っていないことから、支援活動に当たる自衛隊員を1180人に増員し、国際的な緊急援助としては過去最大となる態勢で支援活動を行うことになりました。
16日は、広島県呉市の海上自衛隊呉基地からおよそ4キロの沖合で、部隊を乗せる艦艇に救援物資などを運ぶ大型の輸送ヘリコプターを積み込む作業が行われました。このうち護衛艦「いせ」では3機の輸送ヘリコプターが順番に近づき、「いせ」の乗組員に誘導されながらゆっくりと甲板の上に着艦し、作業は1時間ほどで終了しました。
また輸送艦「おおすみ」にも輸送ヘリコプター3機を積み込む作業が行われました。
自衛隊によりますと、護衛艦や輸送艦など3隻は18日、呉基地を出港したあと、早ければ今月22日に被災地の沖合に到着する予定だということです。
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