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血の色、緑~♪
「レッツ ゴーイング マイ ウェイ 血の色緑~♪」

 知っている人はたぶん私と同じくらいの年(笑)。仮面ノリだーのOPです。
 仮面ライダーのパロディーでして、詳しくはwiki参照。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%83%80%E3%83%BC


 10年ほど前、バイオハザードの開発者さんの講義を聞く機会がありました。その時に聞いたのですが、最初はゾンビの血の色は「緑色」だったそうですよ。
 同じくゾンビを扱った作品、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」には、血の色を変える設定があるようですね。wikiを見れば、詳しくのっています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AA%E3%83%96%E3%82%B6%E3%83%87%E3%83%83%E3%83%89

 で、バイオハザード1の開発者の言葉に戻ります。理由は、「赤色だと人間を銃殺しているわけで衝撃が強すぎる。緑色だとまだマシ、それに突っ込まれた時に設定上はミュータントという言い逃れが出来る」だ、そうです。というわけで、設定上全員ミュータントにしちゃえという。無茶苦茶な話。

 これで法律や条令の網をかいくぐる事ができるわけですね。したたかといえばいいのか、狡猾と言えばいいのか・・・。
 仮面ライダーとかノリダーにも同じような葛藤があったのでしょうか?

 発売までには赤色に変わったそうですが、緑色と言い逃れが出来る色相を選んでいたそうです。
「暗闇の中で血が飛ぶから、鮮血の色じゃなくても血に見える。背景が暗いのは、実はそんな理由もある」

 いや、暗がりから突然襲い掛かってくるのが、無茶苦茶怖かったんですけど。残酷と恐怖は基準が違うのでしょうか

 同じ頃、別の作品で、雪の上に血が飛び散るシーンがありました。作品名を忘れてしまいましたが……。

 これも、人間から飛んでいなくて、そもそも血であるという描写もなく、雪の上に赤色が飛ぶ。ペンキだと言い訳が出来る程度に演出していたようです。
 最も、殺人事件を扱った作品だったので人体から血が飛んだ以外の何物にも見えないんですけどね(笑)

 「バクマン」でもジャンプでは人を刀で殺すのはまずい、人型の怪物ならOKなんていう話が出ていましたね。

 最近は、結構エグイアニメやゲームが増えてきていますが、この辺りの配慮や規範は変化をしているのでしょうか?


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