障害者施設の製品を身近に 「サンサ右京」に売店
京都市右京区の複合施設「サンサ右京」の区民まちづくり交流拠点で14日、障害者福祉施設の製品販売ブース「U―ネット売店」がプレオープンした。施設利用者が店頭に立って、来場者に手作りの製品をアピールした。
ブースは、10月にできた交流拠点を障害のある人と区民の交流の場として役立てようと設けられた。本年度は「右京障害者ネットワーク(U―ネット)」に参加する事業所など21団体のうち4団体が拠点の開かれる週4日に日替わりで出店する。
この日、NPO法人「京都難病支援パッショーネ」(同区嵯峨)の運営施設に通う2人が、アクリルたわしやケーキなど自慢の製品を売って接客の手順を学んだ。利用者の芝明子さん(30)は「接客は初めてで緊張した。今度は声掛けを頑張る」と話していた。
販売ブースは25日から本格的にオープンする。水曜を除く平日の午前9時半~午後4時に開かれる。
【 2013年11月15日 11時38分 】