解決済みのQ&A
「負けず嫌い」の『ず』って何の『ず』ですか?
「負けず嫌い」の『ず』って何の『ず』ですか?
私は「ず」といったら打消しの「ず」しか知らないのですが、これ、打消しではありませんよね?
もしそれだと「負けないのが嫌い」すなわち「勝ち(や引き分け)が嫌い」ということになりますよね?
負けず嫌いの「ず」って何の「ず」なんですか?
- 補足
- では結局この「負けず嫌い」の「ず」を文法的に説明すると何なのでしょうか?
「負けず魂」の「ず」だからやっぱり打消しですか?それとも、意味的には打ち消しているわけではないからそれ以外ですか?
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- 質問日時:
- 2013/10/13 13:11:56
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- 解決日時:
- 2013/10/19 21:37:11
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- 閲覧数:
- 91
- 回答数:
- 3
ベストアンサーに選ばれた回答
確かに!と思ってちょっと調べてみましたw
>負ける事が嫌いなのだから、「負けず嫌い」は確かに妙ないい方で、「負け嫌い」でいいはずのところだ。これが「食わず嫌い」の場合だと、食わないでいて嫌っているの意で、打消しの「ず」の意味が明確なので、「負けず嫌い」とは異なる。ただ、この「負けず嫌い」は、江戸時代から例があり、漱石なども使っている。否定の意味を強調する気持ちで「ず」が挿入され、慣用表現となったのだろう。
辞書にはこう載ってました。こういった変わった日本語って結構多いんだと実感しました。勉強になりましたw
- 回答日時:2013/10/13 13:20:58
ベストアンサー以外の回答
(2件中1〜2件)
補足について
皆さんの回答、読んでますか?
「ず」は確かに打ち消しの「ず」である。
とどの方の回答にも書いてありますよ。
文法上はおかしいかもしれないがそれが浸透し、認められているというようなことですね。
「負けず嫌い」という言い方が生まれたのには、さまざまな説があります。明治時代には、「負け嫌い」という言い方がされていました。「負けるのが嫌い」という意味なので、まさに本来の表現だと言えます。これと並んで、「負ける嫌い」というものもありました。また、これとは別に「負けず魂/負けじ魂(他人に負けまいとがんばる気持)」ということばもありました。この「負けず魂」と「負ける嫌い」とが合わさったものが、「負けず嫌い」なのではないでしょうか(定説ではありませんが)。
「負けず嫌い」は確かに理屈に合わない表現かもしれませんが、現在ほとんどの辞書に載っている表現であり、これを「間違っている」と決めつけるのは不適切でしょう。
なお「食わず嫌い」ということばは、「食べてみないのに嫌い」という意味ですから、まったく問題ありません。
- 編集日時:2013/10/14 07:48:45
- 回答日時:2013/10/13 13:19:21