サッカー日本代表の新ユニホームが韓国で大きな波紋を広げている。14日付の韓国紙「中央日報」(電子版)は「旭日旗を連想…ブラジルW杯の日本ユニホーム“不快”」とした見出しの記事を掲載した。韓国内では今年9月に旭日旗を取り締まる法案が国会に提出されているが、可決されれば日本代表の新ユニホームも「対象になる」としている。来年予定の日韓戦の中止をはじめ、ブラジルW杯に臨むザックジャパンの戦いにも影響が及びそうだ。
韓国が騒いでいるのは、11日に発表された日本代表の新ユニホームのデザイン。前面左胸のエンブレムに向け、放射状のラインが施されている。これを中央日報は「議論になった旭日旗形態のデザインが入っている。旭日旗は日本帝国主義の戦犯旗を連想させる――」としているのだ。
今回の新ユニホームは「円陣」をテーマにデザインされたという。本来は団結や結束などをイメージさせるものだが、韓国メディアはまさに過剰反応。韓国内でも「旭日旗を十分に連想させる」という意見が噴出し「日本は何を考えているのか」「あんなユニホームを着るなんてずうずうしい」など、反日感情が広がっている。
同紙によると、韓国サッカー協会は日本の新ユニホームついて、公式な見解を避けているというが、最大野党・民主党の安敏錫議員が国会で問題視する意向だという。また、関係者の「戦犯旗を着て韓国で試合をすることなど、考えられない事態だ。協会はなんとしても阻止しなければならない」とのコメントも伝えた。
9月には政権与党・セヌリ党の孫仁春議員らが「日本の軍国主義を象徴する旗や服、マーク」の製作や公共の場での使用を禁止する、刑法改正案を提出している。違反した場合、1年以下の懲役や300万ウオン(約28万円)の罰金が科される。
もし来春までに可決されることになれば、日本代表のユニホームも“使用禁止”になる可能性は高いという。日本サッカー協会は来年にも日韓戦を実施する方向で交渉しているが、ユニホームを着用できないのであれば中止にするしかない。
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