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海水浴場規制強化 反対意見も11月16日 23時34分
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海水浴場での騒音防止や安全対策を目指すとして、神奈川県逗子市が取りまとめを進めている条例の改正案について、市民向けの説明会が開かれ、一部の市民からは海水浴場で音楽を流すことを禁止するという方針に反対の意見が出されました。
逗子市は、海水浴場での騒音や飲酒などについて周辺住民からの苦情を受けて、海水浴場の運営ルールを定めた市の条例を改正する方針で、16日は平井竜一市長も出席して市民向けの説明会を開き、およそ40人が集まりました。
この中で市の担当者は、飲酒できる場所を海の家に限ることや、海の家が大きな音で音楽を流したり、海水浴客がラジカセなどを持ち込んで聞いたりするのを禁止する方針を示しました。
これに対して一部の市民からは「すべての人を対象に音楽を禁止にするのは乱暴だ」といった意見が出されました。
これについて平井市長は「これまでも厳しく指導してきたが、適正に運営されてこなかった。来年はいったん安全安心を最優先に引き締め直したい」と述べ、規制を強化し、その後、緩和の必要があるか議論を続けたいという考えを示しました。
改正案について、逗子市は来月16日まで市民の意見を募ったうえで最終的に取りまとめ、来年2月の定例市議会に提出したいとしています。
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