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宮市 単独インタビュー後編 代表は「常にいたい場所」(11月12日)
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【大リーグ】ドジャースでいじめ? プイグが被害者!? ハウエル発言発端も、球団否定2013年11月17日 紙面から プイグ、いじめられていた!? ドジャースの“新怪物”ヤシエル・プイグ外野手(22)が同僚からいじめを受けていたとの疑惑が15日(日本時間16日)に浮上し、ド軍と中継ぎ左腕J・P・ハウエル(30)=ド軍からFA=が“火消し”に奔走した。発端はハウエルが「プイグはクラブハウスでいじめられていた」と発言したこと。NFLでドルフィンズのいじめ問題がクローズアップされている最中だけに、これが大騒動に発展した。ハウエルは必死に「誤解」といじめを否定。ド軍も即座にプイグ本人から聴取するなど、対応に追われた。 何げない一言が“大火事”を巻き起こした。ハウエルは14日、ヒーサー夫人とオフに毎年行っている活動で、4歳の子供たちに“いじめ撲滅”を目的とした手づくり絵本の読み聞かせを行った。そこで、米紙ロサンゼルスタイムズの取材に「(今季同僚だった新人)プイグはクラブハウスでいじめを受けていた」と話し、具体的な選手名などには言及しなかった。 すると、これが大騒動に発展。NFLドルフィンズのいじめ問題がビッグニュースとなっているだけに、「すわ、大リーグでもいじめか」と全米で話題になった。 これに大慌てしたハウエルは、15日の球団公式サイトによれば、報道を全面否定。「クラブハウスで同僚がいじめていたことは決してない。いじめはファンやメディアなどプイグを知らない外部の人間たちからだ。冗談だろう? 今季序盤、周囲の連中はチームに団結力がないと言っていたが、みんなが結束する最高のクラブハウスだった」 ド軍もただちに声明を発表した。「いじめ問題は深刻に受け止めている。ヤシエル(プイグ)に確認した結果、『クラブハウスは居心地が良かったし、同僚も良くしてくれた』と断言した」 “新怪物”ことプイグは、メジャーデビューした6月に史上初の「デビュー月に月間MVP」に輝くなど、今季は打率3割1分9厘、19本塁打、42打点と大活躍。チームを4年ぶりのポストシーズン進出に導いた。だが、メディアから「態度が不遜だ」とたたかれ、クラブハウスで報道陣を罵倒したなどと報じられ、物議も醸した。 「コメントを誤解されたのは、NFLの問題があってタイミングが悪かったからだろう」とハウエル。自身も幼少時にいじめを受け、メジャー新人時代は、父がプレゼントしてくれた一張羅のスーツを某ベテラン選手からズタズタに切り裂かれ、文句も言えなかった経験があるという。 左腕は「今回、一つだけいいことがあったとすれば、僕たち夫婦の絵本読み聞かせを広く知ってもらえたことかな」と言うが、“災い転じて福となす”となったかどうかは定かではない。 PR情報
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