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宮市 単独インタビュー後編 代表は「常にいたい場所」(11月12日)
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【サッカー】香川 耐えて耐えて耐えて勝つ2013年11月16日 紙面から
【ゲンク(ベルギー)松岡祐司、原田公樹】サッカーの日本代表は16日、当地のクリスタル・アレナで行われる国際親善試合でオランダ代表と対戦する。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで44位の日本に対し、オランダは8位。格上との対戦になるが、所属のマンチェスター・ユナイテッドで調子を取り戻してきた香川真司(24)は「辛抱強くゲームの流れを読みながら戦う」と宣言。耐えて、耐えて、耐え抜いて勝利をもぎ取ると強調した。 オレンジ軍団との一戦を前に、香川に緊迫感はなかった。この格上との戦いを「楽しみ」と言い切り、マンUのレギュラーに返り咲いた自信がみなぎっていた。 10月の欧州遠征で、日本代表はセルビアとベラルーシに2連敗。強豪相手とはいえ、今回の遠征は是が非でも白星を奪いたいところだ。切羽詰まった状況の日本代表だが、香川自身は好調だ。 この10月の遠征以降、所属するマンUで公式戦6試合のうち、スタメンは4試合で、途中出場も1試合とレギュラーに復帰。モイズ監督からも高評価を得て、得意なトップ下のMFとしてプレーする機会も増えた。「試合に出ている分、コンディションは上がってる。前(10月)よりいい」と自らも好調を認める。 対するオランダはケガ人が続出し、香川のチームメート、FWファンペルシーらが離脱し、若手が多く含まれている。しかし、DFラインは20代前半ばかりだが、チームの総合力でいけば、日本よりは完全に上だ。 「相手がどんどん前に出てくるのは間違いない。それを受けて回る時間帯も多い。チームとしてブレず、失点せずに戦えるか。簡単に失点するようでは厳しい」と激戦を覚悟。さらに「90分間通して、相手の時間帯と僕らの時間帯が必ず出てくる。辛抱強く、ゲームの流れを読みながら戦っていくことも必要だ」と言う。ポジション的にロッベンと対面するが、「僕たちが勇気を持って攻めれば、相手は下がってくる」と裏を突くつもりだ。 忍耐の上で必勝。これを胸にオランダから勝利を奪いたい。 (原田公樹) PR情報
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